特許
J-GLOBAL ID:200903026645324190
低摩擦金属材料およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-068812
公開番号(公開出願番号):特開2000-226630
出願日: 1999年02月08日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】従来の金属可動の接触部は摩擦が大きく摩耗しやすい問題があり、本発明の目的は上記接触して可動する部分の金属材料に低摩擦係数を持つ材料を提供することと、これを容易に量産できる製造方法を提供することである。【解決手段】金属中に粒径が1nmから数10nmの範囲であるダイヤモンドの微粒子を含ませた金属材料は低摩擦係数の特性が得られる。これによって構成された金属部品の接触可動部は低摩擦、低摩耗になる。この金属材料を製造する方法はダイヤモンドの微粒子を添加した鍍金液を用いて電解鍍金法により簡単に製造できる。【効果】ダイヤモンドの微粒子を含む電鋳層により低摩擦金属材料が得られ、これを軸受け、移動台、ローラなどの可動部に適用して接触可動部は低摩擦、低摩耗になる。本金属材料を適用した金型は成形部品が塑性変形しやすく、取りはずししやすいので加圧成形に要する時間を短縮し、金型を長寿命化し、成形部品を低コスト化できる。低摩擦金属材料は電鋳法で簡単に製造できるので、高精度の加工技術を低コスト化できる。
請求項(抜粋):
接触可動部を構成する金属部品において該部品の少なくとも表面層はダイヤモンドの微粒子を含む金属材料によって構成されたことを特徴とした低摩擦金属材料。
IPC (2件):
FI (2件):
C22C 26/00 Z
, C25D 15/02 F
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