特許
J-GLOBAL ID:200903026646616586

水中又は水浜の環境改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-189983
公開番号(公開出願番号):特開2004-000104
出願日: 2002年06月28日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】磯焼けや赤潮が現に生じ又は生じる恐れがある海域、磯焼け以外の原因による海藻成育環境の衰退・消失が現に生じ又は生じる恐れがある海域などに対して低コストに実施でき、しかも磯焼けの防止、赤潮の発生防止、藻場の造成や海藻成育環境の修復などに優れた効果が得られる水中の環境改善方法を提供する。【解決手段】水中にケイ酸塩イオン放出源などとして、スラグ粒子の表面に炭酸カルシウム皮膜が形成された高炉水砕スラグを設置することを特徴とする。高炉水砕スラグはケイ酸塩イオンの溶出性に優れているため、高炉水砕スラグから水中に放出されるケイ酸塩イオンが珪藻類を増殖させ、その結果として磯焼けや赤潮の発生が抑えられる。また、青潮発生の原因となる硫化水素の発生や海水の富栄養化も抑制される。また、高炉水砕スラグ粒子の表面には炭酸カルシウム皮膜が形成されているため、沈設初期におけるスラグからのSの溶出やスラグ粒子周囲の水のpH上昇も抑制される。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
水中にケイ酸塩イオン放出源として、スラグ粒子の表面に炭酸カルシウム皮膜が形成された高炉水砕スラグを設置することを特徴とする水中の環境改善方法。
IPC (3件):
A01K61/00 ,  C04B28/08 ,  C04B28/10
FI (3件):
A01K61/00 Z ,  C04B28/08 ,  C04B28/10
Fターム (4件):
2B104BA13 ,  2B104CA01 ,  2B104FA20 ,  4G012PA29
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • スラグ成分の溶出制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-200941   出願人:日本鋼管株式会社
  • 藻礁の造成または改良方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-353865   出願人:日本鋼管株式会社
  • 海中林造成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-177879   出願人:岡部株式会社
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