特許
J-GLOBAL ID:200903026650208140

積層型熱交換器コア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-331732
公開番号(公開出願番号):特開平8-159685
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 円形皿状プレートの積層型熱交換器において、熱交換媒体が内部でコア内周縁に沿いバイパスされることを防止する。【構成】 プレート6の周縁部及び流出入孔4,5の周縁部を除き、その平面部に波状部2を形成する。そして、各プレート6,6間に介装されるリング状スペーサは、その外周に凸部7aが設けられる。その凸部7aが波状部2の先端縁に接するように構成し、それにより、スペーサ7の外周縁と波状部2との隙間を閉塞し、流体の短絡的流通を防止する。
請求項(抜粋):
周縁が末広がりのテーパ周面1を有する皿状に形成され、且つ中央部にボルト挿通孔3が設けられ、周方向に90度づつ離れて、夫々の孔縁部が第一の高さを有する第一流出入孔4と、第二の高さを有する第二流出入孔5とが互い違いに四つ形成されると共に、前記皿状の平面部に波状部2が形成された、同一の円形プレート6の積層体からなり、前記積層体の隣接する上下の前記プレート6,6どうしは、互いに周方向に90度位置ずれされて、前記ボルト挿通孔3の孔縁にリング状スペーサ7が介装されることにより、前記テーパ周面1,1どうしが互いに隣接すると共に、上面側プレート6の前記第一流出入孔4と下面側プレート6の前記第二流出入孔5とが整合して、それらが孔縁部で互いに接触する一対の接合孔縁部8と互いに離反する開口孔縁部9とが周方向および積層方向に交互に配置され且つ、隣接する夫々の前記プレート6の平面の前記波状部2の稜線が互いに交差して配置された積層型熱交換器コアにおいて、前記波状部2は、前記プレート6の周縁部及び夫々の前記流出入孔4,5の孔縁部を除き平面部に形成され、前記リング状スペーサ7の外周に凸部7aを設け、それが中心側における前記波状部2の先端縁に隣接するように構成したことを特徴とする積層型熱交換器コア。

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