特許
J-GLOBAL ID:200903026651838287

零相変流器およびその巻線方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-321871
公開番号(公開出願番号):特開平5-159952
出願日: 1991年12月05日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明の零相変流器およびその巻線方法は、全体の大型化を抑えることができると共に、コイル巻回数も自己消磁作用の低減を来すことなく削減でき、また巻線作業を容易にする。【構成】 第1のコイル22の一方の導線22aは、鉄心21における一方の半円弧状端部を含む一方の半周領域Aに巻回し、他方の導線22bは、鉄心21における他方の半円弧状端部を含む他方の半周領域Bに、一方の導線22aと巻回数が同じで、しかも巻き方向が逆向きとなるように巻回する。そしてこれら導線22a,22bの両端部を接続する。また第2のコイル23の各導線23a,23bも上記第1のコイル22の各導線22a,22bと同様の巻き回数および巻き方向にて巻回する。そして導線23a,23bの両端部を接続する。第1のコイル22と第2のコイル23とは導線24,25により直列に接続する。この場合、導線22aと23a、導線22bと23bはそれぞれ並列にして巻回する。
請求項(抜粋):
両端部が半円弧状をなし全体として長円形をなす鉄心にコイルを巻回して構成される零相変流器において、2本で一組の第1のコイルの各導線を、前記鉄心における一方の半円弧状端部を含む一方の半周領域と他方の半円弧状端部を含む他方の半周領域とに、巻き回数が同数で巻き方向が逆となるように巻回して、各導線の両端を相互に接続し、且つ、2本で一組の第2のコイルの各導線を、前記第1のコイルの各導線と同様の巻き回数および巻き方向にて前記鉄心における前記一方の半周領域と前記他方の半周領域とに巻回して両端を相互に接続し、これら第1のコイルと第2のコイルとを直列に接続して成ることを特徴とする零相変流器。
IPC (2件):
H01F 40/06 ,  H01F 41/08

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