特許
J-GLOBAL ID:200903026657454430

リングネットワークシステムおよび伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-301104
公開番号(公開出願番号):特開2000-134244
出願日: 1998年10月22日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】予備系伝送路が使用不可の区間にさらに片方向の現用系伝送路障害が発生した場合に、ネットワーク内の全ノードがサービス伝送信号のレストレーション制御を開始するまでの時間を短縮し、これによりサービス伝送信号の断時間の短縮を図る。【解決手段】各ノードにMS-RDI受信手段23を設けた。例えばセグメントCの予備系伝送路PL(1)、(2)に障害が発生している状態から現用系伝送路SL(4)にSF障害が発生した場合に、SF障害発生の旨を、ノードCからノードDに対してMS-RDI信号により直接に通知する。このMS-RDI信号は、MS-RDI通知手段22により、残存する現用系伝送路SL(3)を介して伝送される。ノードDでは、MS-RDI受信手段23によりMS-RDI信号を受信することでリング切り替えの発生を認識するようにした。
請求項(抜粋):
複数の伝送装置と、現用系および予備系に二重化され前記複数の伝送装置をリング状に接続する伝送路とを備え、前記現用系および予備系伝送路はそれぞれ時計回り方向および反時計回り方向の回線を有するリングネットワークシステムにおいて、前記複数の伝送装置の各々は、前記リングネットワークシステム内に障害が発生した場合に、予め定められた手順に従い、障害の形態に応じた制御情報を前記リングネットワーク内に送出し、この制御情報に基づき前記伝送路の現用/予備切り替えを行うことで伝送信号の救済を行う伝送信号救済制御手段と、隣接する伝送装置から現用系伝送路を介して伝送される伝送信号および予備系伝送路を介して伝送される伝送信号を監視し、この監視結果に基づき前記現用系伝送路および予備系伝送路における障害の発生を検知する障害検知手段と、少なくとも隣接する伝送装置との間の区間での受信用の前記現用系および予備系伝送路における障害の状況を、障害管理テーブルの形式で記憶する記憶手段と、前記障害検知手段により前記現用系伝送路における障害の発生が検知された場合に、この検知された現用系伝送路障害に係わる情報を当該障害区間を挟んで隣接する伝送装置に向け逆方向の現用系伝送路を介して通知する障害通知手段と、隣接する伝送装置から現用系伝送路を介して伝送される伝送信号から前記障害通知手段により通知される情報を抽出する抽出手段と、他の伝送装置から前記制御情報を用いて通知される情報、前記障害検知手段により検知された情報、および前記抽出手段により抽出された情報を取り込み、これらの情報および前記障害管理テーブルの内容に基づき発生した障害の形態を判定し、この判定結果を前記伝送信号救済制御手段に通知する障害判定手段とを具備することを特徴とするリングネットワークシステム。
Fターム (9件):
5K031AA04 ,  5K031AA08 ,  5K031CA08 ,  5K031CC04 ,  5K031DA12 ,  5K031DB10 ,  5K031EA01 ,  5K031EA12 ,  5K031EB05

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