特許
J-GLOBAL ID:200903026662933400

FFV用エンジンの始動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-247806
公開番号(公開出願番号):特開平5-086917
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 燃料中のアルコール濃度が高く、エンジン温度よりも外気温度の低い、極低温時においても良好に始動できるようにする。【構成】 まず、始動時のエンジン温度(冷却水温度Tw )と燃料中のアルコール濃度Mとから始動時基本噴射量GFSを求め、また、上記エンジン温度と吸気温TA との差と、上記アルコール濃度Mとから吸気温補正係数KK1を求めるとともに、上記エンジン温度と燃料温度TF との差と、上記アルコール濃度Mとから燃料温度補正係数KN1を求める。そして、上記始動時基本噴射量GFSを上記吸気温補正係数KK1、上記燃料温度補正係数KN1で補正して始動時燃料噴射量Ti2を設定する。始動時の燃料噴射量Ti2を設定する際に、始動時基本噴射量GFSを吸気温度TA を加味した吸気温補正係数KK1と、燃料温度TF を加味した燃料温度補正係数KN1とで補正しているので、燃料中のアルコール濃度Mが高く、エンジン温度よりも外気温度の低い極低温時においても良好な始動性能を得ることができる。
請求項(抜粋):
始動時のエンジン温度と燃料中のアルコール濃度とから始動時基本噴射量を求める手順と、上記エンジン温度と吸気温との差と、上記アルコール濃度とから吸気温補正係数を求める手順と、上記エンジン温度と燃料温度との差と、上記アルコール濃度とから燃料温度補正係数を求める手順と、上記始動時基本噴射量を上記吸気温補正係数、上記燃料温度補正係数で補正して始動時燃料噴射量を設定する手順とを備えることを特徴とするFFV用エンジンの始動制御方法。
IPC (3件):
F02D 19/08 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/06 330

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