特許
J-GLOBAL ID:200903026668694190

最尤復号器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-002047
公開番号(公開出願番号):特開平10-199144
出願日: 1997年01月09日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 記録再生装置に用いられるビタビアルゴリズムによる最尤復号器に関し、低域における雑音のエラーレートへの悪影響を防止する。【解決手段】 再生波形の特性を等化器11により補正し、等化器11からの出力波形における等化歪みを誤差検出器12により検出する。この誤差検出器12からの出力波形から低域における雑音のみを帯域制限フィルタ13により取り出し、これによりブランチ・メトリック演算ブロック14における閾値を適応的に制御する。計算されたブランチ・メトリックをACSブロック15に送り再帰的にパス・メトリックを求める。この演算を行う際に得られた結果をパス・メモリ・ブロック16で処理して、最も確からしいと考えられる結果を出力する。
請求項(抜粋):
媒体に記録されたデータを読み取る記録再生装置に用いられるビタビアルゴリズムによる最尤復号器において、再生波形の特性を補償するための等化器と、この等化器からの出力波形を閾値により仮判定して値を識別し、前記等化器からの出力波形からこの識別した値を減算することにより、前記等化器からの出力波形に含まれる等化歪みを検出するための誤差検出器と、この誤差検出器からの出力波形における雑音のみを取り出す帯域制限フィルタと、この帯域制限フィルタの出力波形により最尤復号器における閾値を適応的に制御する制御回路を有することを特徴とする最尤復号器。

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