特許

J-GLOBAL ID：200903026670904592

窒化鉄系磁性粉末とその製造方法および磁気記録媒体

発明者： 臼杵 直樹 ,  佐々木 勇治 ,  松尾 和貴 ,  岸本 幹雄
出願人/特許権者： 日立マクセル株式会社
代理人 (1件)： 祢▲ぎ▼元 邦夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-122509
公開番号（公開出願番号）：特開2005-310857
出願日： 2004年04月19日
公開日（公表日）： 2005年11月04日
要約：

【課題】 粒子サイズが小さく、かつ極めて高い保磁力を有し、しかも高密度記録に最適な飽和磁化を有し、さらに保存安定性のすぐれた磁性粉末を製造する。【解決手段】 鉄系酸化物または水酸化物からなる原料粒子に対し、上下両方向から相対する二つの回転軸の先に取り付けた攪拌部を持ち、両回転軸の回転数を規制した攪拌装置を用いて所定元素の表面被着処理を行い、その後還元処理および窒化処理を施すことにより、鉄と窒素を少なくとも構成元素とし、アルミニウム、シリコンまたは希土類元素のうちの少なくともひとつの元素を含有し、かつFe16N2 相を少なくとも含み、鉄に対する窒素の含有量が1.0〜20.0原子%であり、粒子の平均サイズが5〜30nmの範囲の粒状ないしは楕円状であり、60°C,90%RHの雰囲気下に168時間保持したのちの飽和磁化減少率が5〜15%である窒化鉄系磁性粉末を製造する。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

鉄と窒素を少なくとも構成元素とし、アルミニウム、シリコンまたは希土類元素のうちの少なくともひとつの元素を含有し、かつFe16N2 相を少なくとも含み、鉄に対する窒素の含有量が1.0〜20.0原子%であり、粒子の平均サイズが5〜30nmの範囲の粒状ないしは楕円状であり、60°C,90%RHの雰囲気下に168時間保持したのちの飽和磁化減少率が5〜15%であることを特徴とする窒化鉄系磁性粉末。

IPC (5件)：

H01F1/047 ,  G11B5/706 ,  G11B5/714 ,  G11B5/842 ,  H01F1/06

FI (5件)：

H01F1/06 J ,  G11B5/706 ,  G11B5/714 ,  G11B5/842 Z ,  H01F1/06 N

Fターム (20件)：

4G002AA09 ,  4G002AA12 ,  4G002AB05 ,  4G002AD04 ,  4G002AE03 ,  5D006BA04 ,  5D006BA08 ,  5D006EA01 ,  5D006FA00 ,  5D006FA09 ,  5D112AA05 ,  5D112AA22 ,  5D112BB02 ,  5D112BB06 ,  5D112BB12 ,  5D112CC01 ,  5E040AA03 ,  5E040CA06 ,  5E040HB17 ,  5E040NN01

引用特許：

出願人引用 (5件)

• 特開平3-49026号公報(第4頁)
  
• 磁気記録用金属粉末及びその製造法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-236590   出願人：関東電化工業株式会社
• 強磁性粉末
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-162061   出願人：同和鉱業株式会社
• 磁気記録媒体とこれに用いる希土類-鉄-ホウ素系磁性粉末およびこの磁性粉末の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-035697   出願人：日立マクセル株式会社
• 窒化鉄系磁性粉末材料及びその製造方法並びに磁気記録媒体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-081883   出願人：株式会社豊田中央研究所