特許
J-GLOBAL ID:200903026671775109
炭素鋼の溶接方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-024921
公開番号(公開出願番号):特開平5-050249
出願日: 1991年02月19日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 炭素鋼の溶接方法に係り、特に、溶接箇所における硬化域の発生を防止して、溶接部の靭性向上を図り、かつ、容易に実施可能とするものである。【構成】 溶接工程、誘導加熱コイルにより溶接直後の溶接金属を加熱する工程、720°C近傍の温度による温度保持工程、溶接金属を徐々に冷却状態に導く工程を有して、誘導加熱コイルに通電することによって、溶接金属の冷却を遅らせる。この際に、誘導加熱コイルの素線ピッチに基づく磁束密度の変化によって、誘導加熱部分の温度を温度範囲内で昇降させ、溶接箇所の近傍の金属組織を改善する。溶接箇所の近傍に硬化域が発生することを防止し、溶接箇所の靭性等の改善効果が確実に得られ、誘導加熱コイルの形状の利用により、容易に実施可能となる。
請求項(抜粋):
溶接トーチからの入熱によって炭素鋼の溶接を行なう工程と、溶接トーチの進行と同期させて溶接直後の溶接金属を間欠的に加熱する工程と、間欠的に加熱された溶接金属を徐々に冷却状態に導く工程とを有するとともに、前記間欠的加熱時の温度を720°Cを境界として上下に複数回変動させることを特徴とする炭素鋼の溶接方法。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭48-071338
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特開平1-111820
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特開昭50-145355
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特公昭57-043620
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特開平4-032516
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