特許
J-GLOBAL ID:200903026680309099

光通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234302
公開番号(公開出願番号):特開平5-075540
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、光通信システムにおいて、広帯域の検波回路を必要とせずに、単純な回路構成で位相雑音の抑圧を可能とすることを目的とする。【構成】 送信側では、伝送信号101とその周波数帯域外の無変調信号102とが合波された合成信号104により光変調が行われる。変調光106は、受光手段107で光ヘテロダイン検波等される。復調手段111は、遅延手段110で無変調成分抽出手段109における時間遅延と同じ時間だけ遅延された電気信号108′と無変調成分抽出手段109から抽出された無変調信号112とから伝送信号101を復調する。受信側では伝送信号と無変調信号102の周波数成分112が受信されればよく、伝送信号の周波数成分からメインキャリア成分までの広い周波数帯域の成分を受信する必要はない。伝送信号101としては、コヒーレント光通信システムにおけるベースバンドのデータ信号、コヒーレントSCM光通信方式におけるマイクロ波レベルで周波数多重されたデータ信号が使用できる。
請求項(抜粋):
伝送信号(101)とその周波数帯域に含まれない周波数を有する無変調信号(102)とを合波する混合手段(103)と、該混合手段(103)から得られる合成信号(104)によって光変調を行い、その結果得られる変調光(106)を出力する光変調手段(105)と、前記変調光(106)を検波して電気信号(108)に変換する受光手段(107)と、該受光手段からの電気信号(108)から前記無変調信号(102)の周波数成分(112)を抽出する無変調成分抽出手段(109)と、前記受光手段(107)からの電気信号(108)を前記無変調成分抽出手段(109)における信号遅延時間に等しい時間だけ遅延させる遅延手段(110)と、該遅延手段からの電気信号(108′)と前記無変調成分抽出手段(109)から抽出される無変調信号(102)とに基づいて位相雑音を抑圧するとともに前記伝送信号(101)を復調する復調手段(111)と、を含むことを特徴とする光通信システム。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-267422
  • 特開昭62-066732
  • 特開昭64-010797

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