特許
J-GLOBAL ID:200903026683946880
超高分子量低弾性率ポリエチレン成形品の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-529395
公開番号(公開出願番号):特表平11-513943
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】その全体にわたって又はその選ばれた領域において低い弾性率を示す成形された超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)から製造される成形品を開示する。これらの成形品は、金型に粉末UHMWPEを充填すること;金型にピストンでふたをすること;金型及びその内容物に約2.5MPa〜約15MPaの間の圧力を加えると同時に金型の温度を約140°C〜約225°Cに上昇させること;前記圧力及び温度を約5分間〜約25分間保つこと;次に成形品の温度を約4°C/分〜約175°C/分の間の速度で完全に又は部分的に下げることにより製造される。この成形品は、約500MPa〜約800MPaの間の弾性率、約20MPa以上の降伏強さ、約300%以上の破断点伸び、当該成形品を形成するために使用したもとの粉末UHMWPEの結晶化度及び密度以下の結晶化度及び密度、並びに周囲圧力で溶融及び冷却を経験したもとのUHMWPE粉末の融点より低いか又はその融点にほぼ等しい融点を示す。
請求項(抜粋):
約500MPa〜約800MPaの弾性率又は曲げ弾性率を示す超高分子量ポリエチレンからなる成形品の製造方法であって、以下の工程: (a)金型に粉末の超高分子量ポリエチレンを充填する工程; (b)金型にピストンでふたをする工程; (c)金型及びその内容物に約2.5MPa〜約15MPaの間の圧力を加えると同時に金型の温度を約140°C〜約225°Cに上昇させる工程; (d)圧力及び温度を、工程(c)において選ばれたのと実質的に同じ圧力及び温度に約5分間〜約25分間保つ工程であって、前記の選ばれた時間が成形品の厚さに依存するものであって、前記の選ばれた温度で金型内容物を平衡にさせるのに必要な時間である工程;並びに (e)金型を成形圧力若しくは成形圧力未満で保ちながら又は外部から加わる圧力の不在下で保ちながら、成形品の温度を約4°C/分〜約175°C/分の間の速度で完全に又は部分的に下げる工程であって、成形品の温度を下げることが、その成形品を水若しくは空気のような適切な冷却用流体に接触させることにより直接冷却するか又は金型を冷却することにより達成される工程;を含む方法。
IPC (4件):
B29C 43/02
, B29C 43/36
, B29C 43/52
, B29K 23:00
FI (3件):
B29C 43/02
, B29C 43/36
, B29C 43/52
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭53-017660
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特開昭63-280605
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超高分子量ポリエチレンから成形品を製造する方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-304332
出願人:ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト
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特表平4-502028
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特開昭60-163935
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