特許
J-GLOBAL ID:200903026685196489
冗長データバスシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安達 枝里
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-519625
公開番号(公開出願番号):特表2008-505012
出願日: 2005年01月15日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
少なくとも2台のエラー防止制御装置(26〜32)が間に接続された2つのデータバス(B1、B2)を備える冗長データバスシステムが開示されている。2つのデータバス(B1、B2)は同一のデータバスプロトコル(FlexRay、CAN)で、実質的に同じ伝送周波数にて動作する。安全性に関連する制御メッセージは、両方のデータバス(B1、B2)を介して並列に伝送され、制御装置(26〜32)内で処理される。各々の制御装置(26〜32)は、割り当てられた制御ソフトウェアによって実行される制御タスクを個別に有する。各々の制御装置(26〜32)には、独立して動作し、第1の制御タスク及び第2の制御タスクの両方の制御ソフトウェアを有する2台のマイクロコンピュータ(μR)が搭載されているため、一方の制御装置(23〜32)で障害が発生した場合はそのタスクを他方の制御装置が引き継ぐことが可能である。この制御装置には、2台のマイクロコンピュータ(μR)の間に1つの各データインターフェース(34)が配置され、このインターフェースを介して、安全性に関連する制御メッセージに基づいて算出された結果データが相互に交換及び比較される。さらに、結果データの比較に基づいて制御タスクをどのマイクロコンピュータ(μR)又はどの制御装置(26〜32)で実行するかを決定する決定手段(33)が設けられる。
請求項(抜粋):
同じデータバスタイプ(FlexRay、CAN)の2つのデータバス(B1、B2)と、当該データバスによって接続される少なくとも2台のフェールセーフ構造の制御装置(26〜32)を有し、
安全性に関連する制御メッセージが両方のデータバス(B1、B2)を介して並列に伝送されて前記制御装置(26〜32)内で処理され、前記それぞれの制御装置(26〜32)が割り当てられた制御ソフトウェアによって個々の制御タスクを実行する、冗長データバスシステムにおいて、
各々の制御装置(26〜32)に、一つの制御装置(26〜32)で障害が発生した場合に他の制御装置(26、27、28、又は29)でも制御が実行されるように、制御ソフトウェアによって互いに独立して作動して第1の制御タスクと第2の制御タスクの両方を実行する2台のマイクロコンピュータ(μR)を設け、
前記制御装置の前記2台のマイクロコンピュータ(μR)の間に1つのデータインターフェース(34)を設け、このインターフェースを介して、前記安全性に関連する制御メッセージに基づいて算出された結果データ項目を相互に交換及び比較し、
決定手段(33)を設け、該決定手段(33)が前記結果データ項目の比較に基づいて制御タスクをどのマイクロコンピュータ(μR)又はどの制御装置(26〜32)で実行するかを決定することを特徴とする冗長データバスシステム。
IPC (3件):
B60R 16/023
, H04L 12/40
, B60R 16/02
FI (3件):
B60R16/02 665Z
, H04L12/40 M
, B60R16/02 660G
Fターム (4件):
5K032AA05
, 5K032DA11
, 5K032DB28
, 5K032EB06
引用特許:
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