特許
J-GLOBAL ID:200903026691099487

インバータホイストの過荷重防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-172261
公開番号(公開出願番号):特開平8-034597
出願日: 1994年07月25日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】従来のように、サンプル時間毎にインバータ装置の出力電流をサンプリングする動作を繰返しおこなうことなく、インバータ装置の出力周波数よりディレーティング特性を用いて使用率を求めることなく、前記使用率を予めオペレータから人手によって入力することなく、基準となる荷重の質量データをインバータ装置の負荷情報により得てこれを記憶することにより、基準データの変更を容易にする。【構成】インバータ装置1からの負荷情報を荷重の質量情報として処理する主制御部11は、設定モード時、この質量情報を揮発性メモリ15に記憶する。また、運転モード時には、インバータ装置1からの質量情報と揮発性メモリ15に既に記憶してある質量情報の基準データとを比較して、インバータ装置1からの質量情報が大きい場合に巻上げ動作を停止する。
請求項(抜粋):
荷重を昇降させる駆動用電動機と、駆動用電動機の回転を減速する減速手段と、荷重をロープで吊り、減速手段で減速された回転数で回転してロープを巻き取るドラムと、前記駆動用電動機の停止時にこれを拘束するブレーキを備えたホイストと、ホイストの巻上げ,巻下げ速度を制御するインバータ装置とを有するインバータホイストにおいて、前記インバータ装置から出力される負荷情報を前記荷重の質量情報として処理する主制御部と、基準となる定格荷重の質量データを前記主制御部が測定モードで自動測定し、この測定データを基準データとして記憶する記憶手段とを備え、運転モード時、インバータ装置からの質量データと記憶手段に既に記憶してある質量情報の基準データとを比較して、インバータ装置からの質量情報が大きい場合に巻上げ動作を停止する構成を特徴とするインバータホイストの過荷重防止装置。

前のページに戻る