特許

J-GLOBAL ID：200903026692830070

コンクリート混入材

発明者： 鈴木 久夫 ,  森 繁樹
出願人/特許権者： 鈴木 久夫 ,  森 繁樹
代理人 (1件)： 小林 滿茂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-116807
公開番号（公開出願番号）：特開平5-286743
出願日： 1992年04月08日
公開日（公表日）： 1993年11月02日
要約：

【要約】[目的] 本発明は、鉄筋構造に代わる新しいコンクリート構造物を、天然資源の無駄な消費を避けつつ実現させる。鉄筋に代わるコンクリート構造は、繊維強化樹脂からなる補強材を用いるが、その際、従来のコンクリート構造では弱体とされたセメント粗骨材を用いることが可能となるからである。[構成] コンクリート構造物を破壊して得たコンクリート殻を粉砕して粗骨材とする一方、繊維強化樹脂材を細小に切断して前記粗骨材に混入する。従来、 コンクリート殻は粗骨材として使用できなかったが、繊維強化樹脂をセメン トに混入することで、セメント殻を粗骨材に使用してもコンクリート構造は 鉄筋と同等以上の強度特性を発揮する。またセメントに混入させる樹脂繊維 は、廃棄処分されるコストゼロの繊維強化樹脂パネルを細小に切断し、補強 材とし活用する。

請求項（抜粋）：

コンクリート構造物を破壊して得たコンクリート殻を粉砕して粗骨材とする一方、繊維強化樹脂材を細小に切断して前記粗骨材に混入することを特徴とするコンクリート混入材。

IPC (4件)：

C04B 18/16 ,  B09B 3/00 301 ,  B09B 3/00 ,  C04B 18/20