特許
J-GLOBAL ID:200903026694497416

魚の雌雄判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253906
公開番号(公開出願番号):特開平7-107876
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高精度な雌雄の判別を可能とする。【構成】 フレームメモリ15からのデータのうち尻びれを含む範囲を第2、2値化回路33で2値化し、その2値画像を第2ラベリング回路35でラベリングし、そのラベル画像から第2最大面積ラベル抽出回路37で最大面積のラベルのみ残し、その残ったラベルから背・腹判定回路39で背腹の判定をし、尻びれ部のみを尻びれ抽出回路41で抽出し、尻びれ部からアスペクトレシオ算出回路43とくびれ画素算出回路44と頂点位置算出回路45とを用いて対象魚の雌雄判別を行うものである。
請求項(抜粋):
撮像装置で撮像されたアナログのビデオ信号をA/D変換器でデジタル化し、フレームメモリに一時記憶させた後に画像処理して対象魚の雌雄を判別する魚の雌雄判別装置において、上記フレームメモリから読出されるデジタル画像データから背景輝度を求める第1背景輝度演算回路と、この第1背景輝度演算回路の出力する背景輝度をしきい値として前記フレームメモリから読出されるデジタル画像データを2値化する第12値化回路と、この第12値化回路の出力する2値化画像をラベリングする第1ラベリング回路と、この第1ラベリング回路の出力するラベル画像から最大面積をもつラベルのみを残し他のラベルを零クリアする第1最大面積ラベル抽出回路と、この第1最大面積ラベル抽出回路の出力する2値画像の外接長方形を算出する外接長方形算出回路と、この外接長方形算出回路の出力する外接長方形座標と前記最大面積ラベル抽出回路の出力する2値画像より対象魚の頭と尾の位置を判定する頭・尾判定回路と、この頭・尾判定回路の出力する尾びれを含む領域から前記第1最大面積ラベル抽出回路の出力する2値画像を使って尻びれを含む範囲を特定する尻びれ範囲設定回路と、この尻びれ範囲設定回路が出力する座標と前記フレームメモリから読出されるデジタル画像データから尻びれ近傍の背景輝度を算出する第2背景輝度演算回路と、この第2背景輝度演算回路の出力する背景輝度をしきい値として前記フレームメモリから読出されるデジタル画像データのうち前記尻びれ範囲設定回路の出力する処理範囲内を2値化する第22値化回路と、この第22値化回路の出力する2値画像をラベリングする第2ラベリング回路と、この第2ラベリング回路の出力するラベル画像から最大面積のラベルのみを残し他のラベルを零クリアする第2最大面積ラベル抽出回路と、この第2最大面積ラベル抽出回路の出力する2値画像から対象魚の背と腹を判定する背・腹判定回路と、この背・腹判定回路の出力する胴体部と尻びれ部を分離する分離線により分離される2領域の前記フレームメモリから読出される画像データのそれぞれの平均輝度を比較することにより前記第2最大面積ラベル抽出回路の出力する2値画像から尻びれ部のみを正確に抽出する尻びれ抽出回路と、この尻びれ抽出回路が出力する尻びれ部2値画像から尻びれ形状パラメータであるアスペクトレシオ,くびれ画素,頂点位置をそれぞれ算出するアスペクトレシオ算出回路、くびれ画素算出回路、頂点位置算出回路と、前記アスペクトレシオ算出回路とくびれ画素算出回路と頂点位置算出回路からそれぞれ出力されるアスペクトレシオ,くびれ画素,頂点位置の3つの特徴量により対象魚の雌雄判定及び判定不能を出力する雌雄判別回路を具備したことを特徴とする魚の雌雄判別装置。
IPC (2件):
A01K 61/00 ,  G06T 1/00

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