特許
J-GLOBAL ID:200903026695373796

インクジェット記録ヘッド、その製造方法及び記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-342603
公開番号(公開出願番号):特開平6-183007
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【構成】 トランスファ成形により液流路、液室を形成するに当たり、一旦、液流路の高さまで固体層を形成した後、1回目のトランスファ成形を行ない、液室部分にさらに固体層を形成した後、2回目のトランスファ成形を行なう。またインク吐出口面及び切断分離面を形成する部分の樹脂部材を組成の異なる2層以上の樹脂層で構成する。【効果】 吐出口の面積及び液流路の寸法を変化させることなく、液室の容量を増大させることができ、またブレードの耐久性の向上と、基板と樹脂との密着力、樹脂の応力緩和の確保を両立し、製造歩留まりを向上させることが出来る。
請求項(抜粋):
トランスファ成形法により作製されるインクジェット記録ヘッドであって、基板の素子面に液流路、吐出口、及び液室になる部分に、除去可能な材料で固体層を設け、その後にトランスファ成形により樹脂を成形し、それを構造部材として、その後除去可能な材料を除去して、液流路、吐出口、及び液室が形成された構造を有するインクジェット記録ヘッドにおいて、基板上の液流路、吐出口及び液室になる部分の液流路の高さまで一旦除去可能な材料で固体層を形成し、前記基板の固体層が形成された素子面に、トランスファ成形により、前記液室になる部分の表面が露出しその他の表面が被覆させるように、構造部材を成形と同時に融着する工程、離型後、除去可能な材料を前記固体層の露出面上に注入し固体層を形成した後、該固体層上に、トランスファ成形により構造部材を成形と同時に融着する工程、および、離型後、前記構造部材と基板とが前記融着した状態のままで、基板上の固体層を除去する工程とから製造されたものであることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (5件):
B41J 2/05 ,  B29C 45/02 ,  B41J 2/21 ,  B41J 2/16 ,  B29L 31:00
FI (3件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 101 A ,  B41J 3/04 103 H

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