特許
J-GLOBAL ID:200903026698474771

凝集沈殿装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 斌 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-125825
公開番号(公開出願番号):特開平11-319414
出願日: 1998年05月08日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 接触材集積層の洗浄間隔を長くして、水質の高い処理水を安定して長時間にわたり流出させるようにした凝集沈殿装置を提供する。【解決手段】 本凝集沈殿装置は、原水に凝集剤を添加する手段と、凝集沈殿槽80内に設けられ、流出防止板40により分離された前段及び後段の凝集沈殿手段を備えている。前段凝集沈殿手段は接触材集積層90を有し、後段凝集沈殿手段は前段凝集沈殿手段の接触材集積層90中の空塔通水速度より低い空塔通水速度で原水を通水する接触材集積層44を有し、それぞれ、原水を凝集沈殿処理する。本装置は、流出防止板40上のフロックを抜き出すために、下部流出防止板40上近傍の槽内と槽外とを連通させるフロック抜き出し管98と、フロックブランケットと水との界面を検出する界面計100と、界面計100と連動してフロックの流出量を調節する流量調節弁102とを備えている。これにより、成長したフロックブランケットが接触材集積層44に到達しないようにしている。
請求項(抜粋):
原水に凝集剤を添加する添加手段と、添加手段の下流に設けられた処理槽の槽内を網目状等の多孔性隔板で上下に区画した槽上部に空隙率の大きな小片接触材を集積させてなる接触材集積層を有し、接触材集積層内を上向流で原水を流して、原水中の懸濁物を凝集、沈殿させる凝集沈殿手段とからなる凝集沈殿装置において、処理槽の多孔性隔板上近傍の槽内と槽外とを連通させる連通手段を備え、原水の通水時に、多孔性隔板と接触材集積層との間に形成される流水領域部に生じるフロックブランケットを連通手段を介して槽内から槽外に抜き出すようにしたことを特徴とする凝集沈殿装置。
IPC (4件):
B01D 21/02 ,  B01D 21/01 102 ,  B01D 21/08 ,  B01D 21/30
FI (7件):
B01D 21/02 Z ,  B01D 21/02 P ,  B01D 21/02 Q ,  B01D 21/02 R ,  B01D 21/01 102 ,  B01D 21/08 C ,  B01D 21/30 J
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 浚渫余水の処理方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-245104   出願人:株式会社荏原製作所, 運輸省第四港湾建設局長
  • 特表昭61-501135
  • 特開昭52-032172
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