特許
J-GLOBAL ID:200903026701390274

追尾レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-360643
公開番号(公開出願番号):特開平11-190772
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 より正しい補間を行うことにより、そのターゲットについての検出が再開された場合に別のターゲットであると誤認される確率を低減する。【解決手段】 その時刻までに時系列化された当該ターゲットの相対距離及び相対速度情報をデータベース5に記憶しておく。そして、FMCWの受信が上りフェーズまたは下りフェーズにおいて受信できなかった場合には、ロスト補間部6は、当該ターゲットのその時刻よりも一時刻前の上りフェーズ期間または下りフェーズ期間のエコーの情報を用いて現時刻において検出されている当該フェーズ期間におけるエコーと比較判定を行い、どちらかのフェーズにおいて有意に検出できたエコーがあればそれをそのフェーズ期間の現時刻の当該ターゲットのエコーと判断する。そして、(1)そのエコーと一時刻前の同フェーズ期間のエコーとの相互比較、あるいは(2)そのエコーと追尾手段で得られる速度または距離情報に基づき、現時刻の当該ターゲットの距離または速度情報を推定する。
請求項(抜粋):
FM変調における上りフェーズ期間と下りフェーズ期間のエコーペアからターゲットの相対速度及び相対距離を検出し、追尾フィルタによりターゲットの挙動を監視する追尾レーダ装置において、上りフェーズ期間及び下りフェーズ期間の各エコーを複数期間にわたって記憶する記憶手段と、上り及び下りの各フェーズ期間のいずれかにおけるエコーの欠落によりペアが抽出できない場合、その時刻での前記追尾フィルタの追尾情報より一時刻前の上りフェーズ期間及び下りフェーズ期間のターゲットのエコーのペアを抽出し、該抽出されたペアと現時刻に検出された上り及び下りの各フェーズ期間におけるエコーとを比較し、比較の結果有意に検出されたエコーを現時刻のターゲットのエコーとして出力するエコー判別手段と、前記エコー判別手段から出力される現時刻のターゲットのエコーと前記記憶されているエコーとに基づき現時刻のターゲットとの相対距離及び相対速度を推定し、または、前記現時刻のターゲットのエコーと前記追尾フィルタから出力される相対速度とに基づき現時刻のターゲットとの相対距離を推定する推定手段と、を含む追尾レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/66
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/66
引用特許:
審査官引用 (2件)

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