特許
J-GLOBAL ID:200903026708533143

電圧形インバータのPWM制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015029
公開番号(公開出願番号):特開平6-233546
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】2アーム変調方式の三相電圧形PWM制御インバータに関し、その負荷力率の変化に伴う変換部損失低減効果の減少を効果的に抑制する。【構成】力率角検出部3において、変流器CTにより検出されたインバータの出力電流の基本波成分とその出力電圧を指定するPWM演算用電圧制御信号の基本波成分vs とを入力として負荷力率角φを検出し、制御部4において所定の演算式に従い前記力率角φに応じて前記電圧制御信号vs をその正弦波状態から補正して新たな各相電圧制御信号vus,vvs,vwsとなし、該各相電圧制御信号と所定搬送波との比較をなすPWM演算を行うことにより2アーム変調制御における各相各飽和区間を前記力率角φに応じて移動修正し、前記インバータの各相出力電流の大なる位相区間と前記各飽和区間との可能最大限の重複を図り、前記力率角φの増大に伴う変換部2における変換損失の増大を抑制する。
請求項(抜粋):
そのDC/AC変換部を三相ブリッジとなす電圧形PWMインバータに関し、該インバータの各相出力電圧の1周期中にそれぞれ設定した複数の飽和区間において、前記ブリッジの3相中の1相におけるスイッチング素子の動作をオン又はオフ状態に固定し該動作固定相のアーム出力電圧を前記変換部へ印加される直流電源電圧の正負何れかの電圧にて飽和させると共に他の2相における各スイッチング素子に関しては何れも所定のPWM変調動作を行わせ、前記インバータの出力線間電圧を正弦波となす2アーム変調方式のPWM制御方法において、前記の如き各相アーム出力電圧の飽和を指定する各飽和区間を前記インバータの出力電圧と出力電流とのなす力率角に応じてそれぞれ同一角度移動修正することを特徴とする電圧形インバータのPWM制御方法。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02P 7/63 302

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