特許
J-GLOBAL ID:200903026710164546

被覆層形成用フィルムと被覆フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上田 章三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-138451
公開番号(公開出願番号):特開平8-300589
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 成膜される被覆層のガス遮断性と耐剥離性に優れた被覆層形成用フィルムとこれを用いた被覆フィルムを提供する。【構成】 被覆層形成用フィルム1はポリエチレンテレフタレートから成るベースフィルム10(Tg:72°C)と、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンイソフタレート(80/20モル%)から成るフィルム層11(Tg:55°C,表面粗さRa=0.03μm)とで構成され、被覆フィルム2はベースフィルムとフィルム層と酸化珪素から成る被覆層(蒸着膜)12とで構成される。そしてフィルム層が被覆層に対し接着剤として機能するため被覆層の剥離が起こり難く、またベースフィルムはフィルム層より高いガラス転移温度を有するため被覆層の成膜時において表面平滑性が損なわれることがなく、フィルム層も表面平滑性を具備している。従って、フィルム層上に成膜される被覆層にピンホール等が形成さることがない。
請求項(抜粋):
金属若しくは金属化合物から成る被覆層が気相成長法により成膜される被覆層形成用フィルムにおいて、結晶性ポリエステルフィルムから成るベースフィルムと、このベースフィルムの少なくとも片面に積層され上記ベースフィルムよりそのガラス転移温度が低いポリエステルフィルムから成るフィルム層とで構成され、かつ、このフィルム層の平均粗さ(Ra)が0.005μm〜0.06μmであることを特徴とする被覆層形成用フィルム。
IPC (3件):
B32B 27/36 ,  B32B 9/00 ,  C23C 14/20
FI (3件):
B32B 27/36 ,  B32B 9/00 A ,  C23C 14/20 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-125732
  • ガスバリヤー性包装材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-240627   出願人:凸版印刷株式会社
  • 特開平2-125732

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