特許
J-GLOBAL ID:200903026713362756

表面波音速測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-036078
公開番号(公開出願番号):特開平9-229914
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 波形の立上り部及びゼロクロス点の時間軸上の位置判断を容易かつ確実にして、熟練を必要とせずに高精度で表面波音速を測定可能とする。【解決手段】 システム制御部13の制御で移動機構部11が超音波送受波器12a,12bの間隔を順次変化させる。この間隔ごとに超音波パルスを送受信して得られた受信信号をA/D変換器17でデジタル信号化して波形記憶装置13aで記憶する。パーソナルコンピュータ19が波形記憶装置13aから読みだした受信波形データを、横軸に超音波送受波器12a,12bの間隔を取り、かつ、縦軸に受信波形の伝播時間を取って表し、受信波形の振幅を黒色から白色にわたる明暗で表した図形を作成して表示器19aで画面表示する。さらに、画面表示している図形中の明暗の階調が等しい同位相部が直線になる部分の勾配を算出して表面波の音速を算出する。
請求項(抜粋):
被検査体の表面に配置された2個の超音波送受波器の一方から超音波パルスを送信し、他方で被検査体を伝播した超音波パルスを受信して表面波の音速を測定する表面波音速測定方法に於いて、超音波送受波器の位置を変化させ、この変化位置ごとに超音波パルスを送信し、被検査体を伝播した超音波パルスを受信し、更に該受信信号をデジタル信号化して記憶し、その後、記憶している受信波形データを、横軸に超音波送受波器の間隔を取り、かつ、縦軸を受信信号波形の伝播時間に取って、受信信号の波形の振幅を黒色から白色にわたる明暗で表した図形を作成し、次に、この図形中の明暗の階調が等しい同位相部が直線になる部分の勾配を算出して表面波の音速を測定することを特徴とする表面波音速測定方法。

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