特許
J-GLOBAL ID:200903026718146300

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-307178
公開番号(公開出願番号):特開平5-118336
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】高負荷、高速、準高温という過酷な使用環境で使用しても、亀裂発生の起点となる介在物を除去し、残留オーステナイトを存在させ、異物混入の潤滑下における微小亀裂の発生を阻止し、長寿命を維持することができる転がり軸受を提供する。【構成】C:0.7〜0.9重量%、Cr:2.5〜4.0重量%、O:8ppm以下、残部鉄Fe及び不可避不純物からなる高炭素鋼クロム軸受鋼を用い、軌道輪の軌道面と転動体の転動面のいずれか一方又はその双方の表面に0.3〜0.5mmの深さに高炭素の浸炭窒化処理を施す。さらにその表層部を0.05〜0.15mmの範囲にわたって研削加工によって除去する。この表面における炭化物量を面積率で15〜30%、その大きさを真円度換算直径2μm以下とする。また、この表面の硬さをHRC63〜65、芯部の硬さをHRC60〜63とし、表面の残留オーステナイト量を10〜25容積%とする。
請求項(抜粋):
C:0.7〜0.9重量%、Cr:2.5〜4.0重量%、O:8ppm以下、残部鉄Fe及び不可避不純物からなる高炭素鋼クロム軸受鋼から生産される転がり軸受であって、軌道輪の軌道面と転動体の転動面のいずれか一方又はその双方の表面に0.3〜0.5mmの深さに高炭素の浸炭窒化処理がなされ、さらにその表層部が0.05〜0.15mmの範囲にわたって研削加工によって除去され、該表面における炭化物量は面積率で15〜30%、その大きさは真円度換算直径が2μm以下であって、該表面の硬さがHRC63〜65であり、芯部の硬さがHRC60〜63であり、かつ表面の残留オーステナイト量が10〜25容積%であることを特徴とする転がり軸受。
IPC (5件):
F16C 33/32 ,  C22C 38/00 301 ,  C23C 8/32 ,  F16C 33/34 ,  F16C 33/62
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-070220
  • 特開昭61-272349
  • 特開平2-277764

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