特許
J-GLOBAL ID:200903026721139390

データ転送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213622
公開番号(公開出願番号):特開平9-062613
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 パケットデータのヘッダ部とデータ部とを、それぞれ専用の記憶部へ高速にDMA転送することのできるデータ転送装置を提供することである。【解決手段】 アドレス記憶部42は、ヘッダ部およびデータ部の開始アドレスおよび終了アドレスを、それぞれ格納している。アドレス発生部43は、ヘッダ部およびデータ部の開始アドレスをもとに、転送データの格納先アドレスを発生する。アドレス比較部44は、アドレス発生部43で発生されたアドレスと、ヘッダ部およびデータ部の終了アドレスとの比較を行い、ヘッダ部およびデータ部の転送終了の判定を行う。DMA制御部41は、アドレス発生部43を制御することにより、ヘッダ記憶部31へのヘッダ部のDMA転送動作と、データ記憶部32へのデータ部のDMA転送動作とを連続して行う。従って、CPU1は、ヘッダ部およびデータ部のDMA転送のための初期設定を一括して行うだけでよい。
請求項(抜粋):
入力されたパケットデータのヘッダ部をヘッダ記憶部へ、データ部をデータ記憶部へ、それぞれDMA転送するための装置であって、前記ヘッダ部の開始アドレスおよび終了アドレスと、前記データ部の開始アドレスおよび終了アドレスとを、それぞれ格納するアドレス格納手段と、前記アドレス格納手段に格納されたヘッダ部の開始アドレスおよびデータ部の開始アドレスに基づいて、前記ヘッダ記憶部および前記データ記憶部における転送データの格納位置をそれぞれ指定するためのアドレスを発生するアドレス発生手段と、前記アドレス発生手段が発生したアドレスと、前記ヘッダ部の終了アドレスおよび前記データ部の終了アドレスとを比較し、ヘッダ部およびデータ部の転送終了をそれぞれ判定するアドレス比較手段と、前記アドレス比較手段の判定結果に応答して、前記アドレス発生手段にロードされるアドレスを切り換えるアドレス切換手段とを備え、それによって前記アドレス発生手段は、前記アドレス格納手段に格納されたヘッダ部の開始アドレスがロードされて順次インクリメントすることにより、前記ヘッダ記憶部における転送データの格納位置を指定するためのアドレスを発生し、前記アドレス比較手段がヘッダ部の転送終了を判定したことに応答して、前記アドレス格納手段に格納されたデータ部の開始アドレスがロードされて順次インクリメントすることにより、前記データ記憶部における転送データの格納位置を指定するためのアドレスを発生することを特徴とする、データ転送装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-267847
  • 特開平1-284956
  • 特開平3-022071
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