特許
J-GLOBAL ID:200903026722993513

ガス燃焼装置用COガス検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-195419
公開番号(公開出願番号):特開平8-101155
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【課題】 感度低下や0点ドリフトを生じさせる油煙や硫化物の除去を感知素子寿命への悪影響や過渡応答による不安定さを抑えつつ行い、COガスを高精度に監視できる安全性、信頼性の高いガス燃焼装置用COガス検知装置を提供する。【解決手段】 制御手段12bは駆動手段11にCO検知器1の検知素子1aを第1の温度にヒートアップさせた後検知温度に加熱させる。判定手段12dが設定手段12cで設定した記憶手段12a中の0点基準値とCO検知器の検知出力によりCOガスを検知する。検出手段12eが検知出力と0点基準値との所定値以上の差を検知すると、第2の温度のヒートアップを行う。第2の温度の加熱後の0点ドリフト検出に応じ新しい0点基準値を設定する。又は、計数手段12fが計数した燃焼回数が所定値のとき、第2の温度のヒートアップを行う。
請求項(抜粋):
ガス燃焼装置が燃焼状態にあるとき検知温度に加熱され、前記ガス燃焼装置から排出される排気中に含まれるCOガスを検知する接触燃焼式の検知素子を有するCO検知器と、該CO検知器を駆動するCO検知器駆動手段と、該CO検知器駆動手段を制御して、前記ガス燃焼装置が燃焼状態になる毎に前記検知素子を前記検知温度よりも高い第1の温度に一定時間ヒートアップさせ、該一定時間のヒートアップ後、前記ガス燃焼装置が燃焼状態にある間前記検知素子を前記検知温度に加熱させ続ける駆動制御手段と、警報を発生するための0点基準値を記憶する記憶手段と、前記検知素子が前記検知温度に加熱された状態にありかつ前記ガス燃焼装置が燃焼状態にないときの前記CO検知器の検知出力を前記0点基準値として前記記憶手段に記憶させ0点基準値を設定する設定手段と、前記記憶手段に記憶した0点基準値を基準として前記ガス燃焼装置が燃焼状態にあるときの前記CO検知器の検知出力を監視し、この検知出力がCOガスの所定濃度に対する予め定められた値以上となったことを判定する判定手段とを備えるガス燃焼装置用COガス検知装置において、前記ガス燃焼装置が燃焼状態から非燃焼状態になる毎に前記CO検知器の検知出力と前記0点基準値との差が所定値以上となったことを検出する0点ドリフト検出手段を備え、前記駆動制御手段が、前記0点ドリフト検出手段による検出に応じて前記CO検知器駆動手段を制御し、前記第1の温度よりも高く、油煙や硫化物などの高温で分解する付着物を除去するに十分高い第2の温度に前記検知素子を所定時間ヒートアップさせることを特徴とするガス燃焼装置用COガス検知装置。
IPC (2件):
G01N 27/16 ,  F23N 5/24 107

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