特許
J-GLOBAL ID:200903026723099450

内燃機関の回転位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-102190
公開番号(公開出願番号):特開平6-307280
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 回転体の基準位置を確実に検出する。【構成】 内燃機関のクランクシャフト1の回転と同期するNEセンサからのNEパルス信号と、カムシャフト5の回転と同期するGセンサからのGパルス信号との入力順序がCPU16のレジスタORDERに入力される。そして、このレジスタORDERに入力されたパルス入力順序パターンにより、NEパルサ2の基準位置を示す欠歯部8を示すパルスが第1気筒に対する基準パルスか、第6気筒に対する基準パルスか、あるいは誤判定なのかを確実に検出できる。さらに、欠歯部8を示すパルスの検出時点で、そのパルスが第1気筒を示すか、第6気筒を示すものなのかを判別できるため、始動性が向上する。また、NEセンサ、Gセンサの各々の基準位置を各センサ毎で検出可能であるため、どちらかのセンサがフェイルしても、残ったセンサで機関の制御ができる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトに同期して回転する第1回転体と、カムシャフトに同期して回転する第2回転体と、前記第1回転体の外周位置に等角度間隔をもって形成される複数の被検出部と、前記第2回転体の外周位置に等角度間隔をもって形成される複数の被検出部と、前記第1回転体の外周位置の特定箇所に設けられる第1基準位置被検出部と、前記第2回転体の外周位置の特定箇所に設けられる第2基準位置被検出部と、前記第1回転体の前記被検出部の回転軌跡近傍に設けられ、その被検出部が通過する毎にパルスを発生する第1検出素子と、前記第2回転体の前記被検出部の回転軌跡近傍に設けられ、その被検出部が通過する毎にパルスを発生する第2検出素子と、前記第1検出素子および前記第2検出素子から発生するパルスを入力し、このパルスの入力順序パターンを検出するパルス入力順序パターン検出手段と、前記パルス入力順序パターン検出手段で検出されたパルス順序パターンに基づいて、前記第1回転体の第1基準位置および前記第2回転体の第2基準位置を検出する基準位置検出手段とを備えることを特徴とする内燃機関の回転位置検出装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 ,  G01D 5/244
引用特許:
審査官引用 (2件)

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