特許
J-GLOBAL ID:200903026723338292

車輪速検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-183892
公開番号(公開出願番号):特開平9-033550
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】車輪速センサ毎の組付け誤差の影響による低速時の各車輪速度のばらつきを最小に抑え、駆動力配分制御処理の処理精度を向上させる。【解決手段】前後輪の回転センサ54,56からの前後輪の回転速度に応じた正弦波信号からなる前後輪の車輪速検出信号vF,vRをもとにこれを波形成形して前後輪検出車輪速度nF,nRを求め、発進時に、前後輪検出車輪速度nF,nRがそれぞれしきい値VTHの初期値VTHMIN よりも大きくなった時点での前後輪の検出回転速度nF,nR、すなわち、検出回転速度のうち、何れか大きい方を新たなしきい値VTHとして更新設定し、以後、検出回転速度nF,nRがこのしきい値VTHよりも大きいときこの検出回転速度を前後輪車輪速度VF ,VR として設定し、検出回転速度nF,nRがこのしきい値VTHよりも小さいとき前後輪車輪速度VF ,VR を零として設定する。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度に応じた車輪速信号を出力する複数の回転速度検出手段と、当該複数の回転速度検出手段毎に、当該車輪速信号のレベルが予め設定した第1のしきい値より大きいときのみ当該車輪速信号をもとに回転速度を検出しこれを検出回転速度とする検出回転速度設定手段と、車両発進時に、前記検出回転速度設定手段の複数の前記検出回転速度毎の下限値を検出し、検出した前記複数の下限値のうちの最大値を第2のしきい値として設定するしきい値設定手段と、前記複数の検出回転速度設定手段の前記検出回転速度が前記しきい値設定手段で設定した前記第2のしきい値より大きいとき当該検出回転速度を車輪速度として設定し、前記検出回転速度が前記第2のしきい値以下のとき前記車輪速度を零として設定する車輪速設定手段とを備えることを特徴とする車輪速検出装置。
IPC (2件):
G01P 3/488 ,  B60K 17/348
FI (2件):
G01P 3/488 M ,  B60K 17/348 Z

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