特許
J-GLOBAL ID:200903026731930206

カルボキシアルキル化リグニン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226439
公開番号(公開出願番号):特開平6-049223
出願日: 1992年08月03日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 酢酸蒸解リグニン又は/及び蒸煮爆砕リグニンのカルボキシアルキル化物からなり、しかもpH3からpH13のpH域において水溶性を有する。【構成】 導入されたカルボキシル基により、二価金属イオンを効率よく捕捉することができるので、金属キレート剤として有用であり、またリグニン本来の持つ分子の網目構造による立体障害及びカルボキシル基による吸着、反発効果により、親水性の粉体に対して際立った凝集抑制効果を有するので、粉体用の分散剤としても有用である。
請求項(抜粋):
酢酸蒸解リグニン又は/及び蒸煮爆砕リグニンのカルボキシアルキル化物からなり、しかもpH3からpH13のpH域において水溶性を有し、その上赤外吸収スペクトルの測定によると、1750cm-1付近のカルボン酸あるいは1610cm-1付近のカルボン酸陰イオンの吸収強度が増大し、且つ1050cm-1付近のアルコール性水酸基の吸収強度が相対的に減少してなることを特徴とするカルボキシアルキル化リグニン誘導体。

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