特許
J-GLOBAL ID:200903026732076799

無線通信装置及び試験送信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-235131
公開番号(公開出願番号):特開平5-075553
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 無線通信装置が、無線試験信号によって搬送される試験デジタルデータ信号を、どの程度の正確さ(逆には、ビット誤り率)をもって受信したかを定量的に測定し、測定結果を感度として表示する無線通信装置を得る。【構成】 無線通信装置21は、試験送信機22から同時に送信される無線試験信号及び光試験信号によって試験される。各試験信号は試験デジタルデータ信号を搬送する。無線通信装置21は、無線試験信号を試験デジタルデータ信号に処理する無線処理部24、25と、光試験信号を試験デジタルデータ信号に処理する光処理部32、27と、両試験デジタルデータ信号間の対応ビットが互いに一致する度に、ビット一致信号を出力する比較部41、42、45と、ビット一致信号をカウントするカウンタ49と、そのカウントを受信感度として表示する表示部31とを、有する。
請求項(抜粋):
通信デジタルデータ信号を搬送する無線通信信号を受信する無線通信装置であって、この無線通信装置は、前記無線通信信号を前記通信デジタルデータ信号に処理する無線処理手段と;この無線処理手段に接続され、前記通信デジタルデータ信号を、処理されたデータ信号に処理するデータ処理手段と;このデータ処理手段に接続され、前記処理されたデータ信号に応答して該処理されたデータ信号の発生を報知する報知手段と;を含み、前記無線通信装置は、この無線通信装置を試験する際に、無線試験信号及び光試験信号を送信する試験送信機と組み合わせて用いられるものであり、前記無線試験信号及び前記光試験信号の各々は、第1ないし第N(Nは2以上の第1の整数を表す)のビットを持つ試験デジタルデータ信号を搬送しており、前記無線通信装置の前記無線処理手段は、前記無線試験信号を、前記試験デジタルデータ信号に処理し、この試験デジタルデータ信号を第1のデジタルデータ信号として出力するものであり、前記無線通信装置は、前記光試験信号を、前記試験デジタルデータ信号に処理し、この試験デジタルデータ信号を第2のデジタルデータ信号として出力する光処理手段と;前記光処理手段に接続され、前記第2のデジタルデータ信号の前記第1ないし前記第Nのビットに同期した第1ないし第Nのタイミングパルスを発生するタイミングパルス発生手段と;前記タイミングパルス発生手段に接続され、且つ、初期値と、この初期値より所定値M(Mは、2以上で、且つ、前記第1の整数に等しいか該第1の整数より小さい第2の整数を表す)だけ大きい閾値とを、持ち、前記第1ないし前記第Nのタイミングパルスに応答して、カウントをカウントアップし、該カウントが前記閾値まで増大した時、カウントストップ信号を出力する第1のカウント手段と;前記無線処理手段及び前記光処理手段に接続され、前記第1のデジタルデータ信号の前記第1ないし前記第Nのビットを、前記第2のデジタルデータ信号の前記第1ないし前記第Nのビットに、それぞれ、比較し、前記第1及び前記第2のデジタルデータ信号間の対応ビットが互いに一致する度に、ビット一致信号を出力する比較手段と;前記第1のカウント手段及び前記比較手段に接続され、且つ、ゼロに等しい初期カウントを持ち、前記カウントストップ信号が出力されるまで、前記ビット一致信号に応答して、前記初期カウントを、増大したカウントにカウントアップし、前記増大したカウントを表すカウント信号を出力する第2のカウント手段と;前記第2のカウント手段に接続され、前記カウント信号によって表された前記増大したカウントを、前記無線通信装置の感度として表示する表示手段と;を、有することを特徴とする無線通信装置。

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