特許
J-GLOBAL ID:200903026733798712

積層型圧電素子とこれを用いた超音波モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049461
公開番号(公開出願番号):特開平11-252956
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 波形の乱れを低減すると共に振動の低下を抑制した積層型圧電素子と、この積層型圧電素子を用いて固定子に発生する変位量の減衰を防止した超音波モータを提供すること。【解決手段】 左右に隣り合う領域61〜610の厚さ方向の分極が逆向きのリング状圧電素子4a〜4eが、上下に隣り合う領域の厚さ方向の分極が逆向きになるように内部電極を介して少なくとも三枚積み重ねられて成る積層体と、積層体の最上面及び最下面に設けられた外部電極8a,8bとを備え、上面の外部電極8aと一部の内部電極、下面の外部電極8bと他の内部電極とが、積層体に穿設されたスルーホール12内のスルーホール電極によって互いに導通される積層型圧電素子2において、スルーホール12は、各領域61〜610のリング中心近傍で、且つ、各領域61〜610の一端又は両端近傍に位置することを特徴とする。
請求項(抜粋):
円周方向に複数の領域に分割されると共に、左右に隣り合う当該領域の厚さ方向の分極が互いに逆向きのリング状圧電素子が、上下に対向する前記領域の厚さ方向の分極が互いに逆向きになるように内部電極膜を介して少なくとも三枚積み重ねられて成る積層体と、当該積層体の最上面及び最下面に設けられた外部電極膜とを備え、前記上面の外部電極膜と一部の前記内部電極膜、前記下面の外部電極膜と他の前記内部電極膜とが、前記積層体の厚さ方向に穿設されたスルーホール内のスルーホール電極によって互いに導通される積層型圧電素子において、前記スルーホールは、前記リング状圧電素子の前記各領域のリング中心近傍で、且つ、前記各領域の一端又は両端近傍に位置することを特徴とする積層型圧電素子。
IPC (2件):
H02N 2/00 ,  H01L 41/083
FI (2件):
H02N 2/00 C ,  H01L 41/08 S

前のページに戻る