特許
J-GLOBAL ID:200903026741105831

高比重リポ蛋白分画中のコレステロールの定量方法及び定量用試薬キット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-154959
公開番号(公開出願番号):特開平9-000299
出願日: 1995年06月21日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【構成】 界面活性剤アシルポリオキシエチレンソルビタンエステルにより、試料中の高比重リポ蛋白(HDL)以外のリポ蛋白分画中のコレステロールにコレステロールエステラーゼ及びコレステロールオキシダーゼなどの酵素を優先的に作用させて、過酸化水素を生成させる。ペルオキシダーゼの存在下で無色の複合体を形成させて、過酸化水素を反応系外に導く。次に、界面活性剤アルキルポリオキシエチレンエーテルにより、HDL以外のリポ蛋白分画中の残存するコレステロールに対するこれら酵素の作用を抑制させるとともに、HDLコレステロールに酵素を作用させて、過酸化水素を生成させる。過酸化水素により生成されたキノン色素を比色測定して、HDLコレステロールを定量する。【効果】 操作が簡略化され、多数の試料を短時間で処理できる。微量の試料でも自動分析装置にて連続的に測定できる。臨床検査の日常業務における作業効率の向上に貢献できる。
請求項(抜粋):
界面活性剤アシルポリオキシエチレンソルビタンエステルにより、高比重リポ蛋白以外のリポ蛋白分画中のコレステロールに酵素を優先的に作用させて得られる反応生成物を反応系外に導き、次に界面活性剤アルキルポリオキシエチレンエーテルにより、高比重リポ蛋白以外のリポ蛋白分画中の残存するコレステロールに対する酵素による作用を抑制させるとともに、高比重リポ蛋白分画中のコレステロールに酵素を作用させて反応を進行させることを特徴とする高比重リポ蛋白分画中のコレステロールの定量方法。
IPC (4件):
C12Q 1/60 ,  C12Q 1/26 ,  C12Q 1/44 ,  G01N 33/92
FI (4件):
C12Q 1/60 ,  C12Q 1/26 ,  C12Q 1/44 ,  G01N 33/92 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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