特許
J-GLOBAL ID:200903026748497174

可変容量型斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275824
公開番号(公開出願番号):特開平5-099136
出願日: 1991年10月07日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 制御吸入圧力が吐出圧力の影響を直接受けないようにし、吐出ガスをクランク室に導入しても吐出容量減少時にクランク室内の圧力が圧力が過大にならないような構成を有する可変容量斜板式圧縮機を提供する。【構成】 第1の制御弁は、第1弁体232を備え、吐出室とクランク室4とを連通する第1の連通路を開閉制御する。第2の制御弁は、第2弁体235を備え、クランク室と吸入室とを連通する第2の連通路を開閉制御する。共通の伝達ロッドは、第1ロッド237,第2ロッド238及び第3ロッド245とを備え、電磁アクチエーターの電磁力を受け、第1,第2の制御弁を作動させる。クランク室内の圧力を第1,第2の制御弁により制御して斜板の傾斜角を変化させ、吐出容量を可変にし得る。伝達ロッドの移動量に応じて第1、第2制御弁の作動領域を完全に分離し、第1,第2の制御弁が同時に開弁しないような構造としている。
請求項(抜粋):
吐出室と,吸入室と,クランク室と,このクランク室内に配設された回転主軸と,この主軸に対する傾斜角が変化し,かつ,前記主軸の回転によって揺動するように前記クランク室に配設された揺動板と,この揺動板に連結され,この揺動板の揺動によって往復動し,前記吸入室から吸入された冷媒を圧縮して前記吐出室に吐出する複数のピストンと,前記吐出室と前記クランク室とを連通する第1の連通路と,この第1の連通路を開閉制御する第1の制御弁と,前記クランク室と吸入室とを連通する第2の連通路と,この第2の連通路を開閉制御する第2の制御弁と,電磁アクチエーターの電磁力を受け,前記第1及び第2の制御弁を作動させる共通の伝達ロッドを備え,前記クランク室内の圧力を前記第1及び第2の制御弁により制御して前記揺動板の傾斜角を変化させ,吐出容量を可変にし得る可変容量型斜板式圧縮機において,前記伝達ロッドの移動量に応じて前記第1及び第2の制御弁の作動領域を完全に分離し,前記第1及び第2の制御弁が同時に開弁しないような構造としたことを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機。
IPC (3件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/10 ,  F04B 49/00 361

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