特許
J-GLOBAL ID:200903026757344780

GPS受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-097713
公開番号(公開出願番号):特開2000-292521
出願日: 1999年04月05日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 衛星データとの同期確立を早期に行えるようにし、測位を開始するまでの時間を短縮することのできるGPS受信装置を提供する。【解決手段】従来の同一衛星内フレーム同期の場合(a)は、6秒毎に出現するサブフレーム中に存在する同期確立用データを複数取得する必要がある。それに対して、本発明の衛星間フレーム同期確立処理の場合(b)は、複数のGPS衛星からの衛星データ中の同期確立用データ同士の一致を判断するため、従来の6秒に相当する時間が、それら複数の衛星データの送信タイミングの差分時間のみとなる。そして、この差分時間は、GPS衛星の高度のずれなどを考慮しても約20ミリ秒である。そのため、従来の同一衛星内フレーム同期の場合に比べて、最低限(6秒-20ミリ秒)分だけは早期にフレーム同期が実現できる。
請求項(抜粋):
複数のチャンネルを有し、該各チャンネルにおいて各GPS衛星をサーチすることにより、所定数のGPS衛星を捕捉可能にした捕捉手段と、現在時刻を計時する計時手段と、前記捕捉手段によって捕捉されたGPS衛星から送信されるデータ(以下、衛星データと称す。)に含まれる時刻情報を取り出し、前記計時手段にて計時された現在時刻に基づいて、前記衛星データを送信したGPS衛星と現在位置との間の距離を測定する距離測定手段と、前記衛星データに含まれる詳細軌道情報を取り出して衛星位置を計算し、前記距離測定手段にて測定した距離を加味して、現在位置を算出する測位手段と、前記詳細軌道情報を記憶しておく記憶手段と、を備え、前記測位手段は、前記記憶手段に詳細軌道情報が記憶されている場合には、当該記憶されている詳細軌道情報を用いて前記測位を行うホットスタートを実行可能に構成されているGPS受信装置において、前記ホットスタートを実行する際、前記詳細軌道情報が記憶されている複数のGPS衛星を前記捕捉手段によって所定時間内に捕捉できた場合には、当該複数のGPS衛星からの衛星データ中の所定データ同士の一致を判断して衛星データに対するフレーム同期を確立する衛星間フレーム同期確立処理を実行する同期確立手段を備えたことを特徴とするGPS受信装置。
IPC (2件):
G01S 5/14 ,  H04L 7/08
FI (2件):
G01S 5/14 ,  H04L 7/08 Z
Fターム (10件):
5J062AA13 ,  5J062BB01 ,  5J062CC07 ,  5K047AA02 ,  5K047BB01 ,  5K047DD03 ,  5K047HH01 ,  5K047HH12 ,  5K047HH55 ,  5K047MM24

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