特許
J-GLOBAL ID:200903026759362548

配管等の疲労劣化監視方法及び監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 光司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-201102
公開番号(公開出願番号):特開平10-026613
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 発電プラントや化学プラントにおける配管等の疲労による劣化度を、疲労劣化部から得られる疲労に関する情報に基づいて直接的且つ非破壊的に監視し、評価することにより、配管等の疲労破壊をより確実に未然防止する方法及びその監視装置を提供すること。【解決手段】 配管等の監視対象系から発生するAE信号を捉えると共にその周波数スペクトルを求め、当該周波数スペクトルから最も高強度の周波数を基調波W1として検出する。そして、周波数スペクトルにおける基調波のn次高調波W2,W3の強度A2,A3をもって配管等の疲労による劣化度を監視する。また、基調波W1を基準にAE信号をアベレージングすることで、不規則な環境ノイズを低減させることができる。さらに、監視対象部の近傍に二つの音響センサを隔てて設け、これら二つの音響センサによる二つのAE信号の差分を求めることで、規則的な環境ノイズをも低減させることが可能となる。
請求項(抜粋):
配管(P)等の監視対象系から発生するAE信号を捉えると共にその周波数スペクトルを求め、当該周波数スペクトルから最も高強度の周波数を基調波(W1)として検出し、前記周波数スペクトルにおける前記基調波のn次高調波(W2,W3)の強度をもって配管(P)等の疲労による劣化度を監視することを特徴とする配管等の疲労劣化監視方法。
IPC (2件):
G01N 29/14 ,  G01M 19/00
FI (2件):
G01N 29/14 ,  G01M 19/00 Z

前のページに戻る