特許
J-GLOBAL ID:200903026759430764

金属部品の耐久性診断方法及び耐久性診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-222491
公開番号(公開出願番号):特開2002-039932
出願日: 2000年07月24日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】 被試験体の耐久性を容易かつ迅速に診断でき,かつ,被試験体の耐久荷重を容易に推定できる,金属部品の耐久性診断方法及び装置を提供すること。【解決手段】 被試験体8に繰り返し荷重を負荷すると共に,磁気センサ12をスキャンさせて電磁気パラメータを測定する工程と,電磁気パラメータが最大である部位を最大応力集中部として特定する工程と,最大応力集中部に磁気センサ12を位置させ被試験体8に対してP1からP2まで所定間隔で荷重を高めながら繰り返し荷重を負荷していくと共に,磁気センサ12により電磁気パラメータのメカニカルバルクハウゼンノイズを測定する工程と,メカニカルバルクハウゼンノイズの極大値が得られる荷重を耐久荷重Pwとして推定する工程とを行い,耐久荷重Pwと設計許容荷重Ptとの比較により,被試験体8の耐久性を診断する。
請求項(抜粋):
強磁性の金属部品の耐久性を診断する方法であって,上記金属部品よりなる被試験体に一定荷重による繰り返し荷重を負荷すると共に,上記被試験体の表面近傍において磁気センサをスキャンさせて電磁気パラメータを測定する電磁気パラメータ測定工程と,上記電磁気パラメータが最大である部位を最大応力集中部として特定する応力集中部特定工程と,上記最大応力集中部に上記磁気センサを位置させた状態で,上記被試験体に対して所望の設計許容荷重Ptよりも低い最低負荷荷重P1から上記設計許容荷重Ptよりも高い最大負荷荷重P2まで所定間隔で荷重を高めながら繰り返し荷重を負荷していくと共に,磁気センサにより各荷重ごとに電磁気パラメータのメカニカルバルクハウゼンノイズを測定するメカニカルバルクハウゼンノイズ測定工程と,上記メカニカルバルクハウゼンノイズの極大値が得られる荷重を耐久荷重Pwとして推定する耐久荷重推定工程とを行い,上記耐久荷重Pwと上記設計許容荷重Ptとの比較により,上記被試験体の耐久性を診断することを特徴とする金属部品の耐久性診断方法。
IPC (2件):
G01N 3/32 ,  G01N 27/72
FI (2件):
G01N 3/32 E ,  G01N 27/72
Fターム (9件):
2G053AA14 ,  2G053AB20 ,  2G053BA03 ,  2G053BB18 ,  2G053CA03 ,  2G053DB20 ,  2G061AB05 ,  2G061EB06 ,  2G061EC01

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