特許
J-GLOBAL ID:200903026764016135

可燃性溶剤を用いた真空洗浄・乾燥方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-096896
公開番号(公開出願番号):特開2000-288492
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 小さく薄い洗浄対象物であっても、短時間の内に乾燥を終えることのできる技術を提供する。【解決手段】 図のST04にて、ヒータで溶剤を加熱し、洗浄室の温度を130〜150°C、圧力を300〜400mmHgに保つ。【効果】 従来は100°C未満の温度でワークを蒸発に移行させていたため、ワークが小物や薄物であれば蓄熱が不足して、ワークの蒸発を完了させることができなかった。この点、本発明では従来より30〜50%高い温度までワークを暖めた後に蒸発に移行させるため、蓄熱量が十分に大きくなり、蒸発を良好に完了させることができる。従って、小型、軽量、薄物ワークにおいても、洗浄後の乾燥を良好に実行でき、洗浄・乾燥を効率よく、短時間のうちに実行することができる。
請求項(抜粋):
洗浄室にワークを投入し、減圧して空気を除去し、その後に洗浄室に、危険物第4類第2石油類及び第3石油類に属する可燃性洗浄剤を液状溶剤として適量供給する準備工程と、前記洗浄室の温度を130°C〜150°Cの範囲に保ち、圧力を300〜400mmHgの範囲に保ちつつ、液状溶剤を暖めて蒸発させ、この溶剤蒸気でワークを洗浄する洗浄工程と、前記液状溶剤の残量を洗浄室から排出し、減圧下でワークの蓄熱を熱源としてワーク表面の液状溶剤を蒸発させることにより、ワークを乾燥させる乾燥工程と、からなる可燃性溶剤を用いた真空洗浄・乾燥方法。
Fターム (14件):
3B201AA01 ,  3B201AA28 ,  3B201AB03 ,  3B201AB42 ,  3B201BB13 ,  3B201BB82 ,  3B201BB95 ,  3B201CB01 ,  3B201CC15 ,  3B201CC21 ,  3B201CD11 ,  3B201CD22 ,  3B201CD42 ,  3B201CD43

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