特許
J-GLOBAL ID:200903026766843900

リグニンのフェノール誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-184500
公開番号(公開出願番号):特開2005-015687
出願日: 2003年06月27日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】リグノフェノール誘導体の製造において、酸やフェノール化合物等の不純物を効率的に除去する。【解決手段】フェノール化合物により溶媒和されたリグニン含有材料に酸を添加し混合しリグニンのフェノール誘導体を生成させ、前記混合物を過剰の水に投入して水不溶区分を得、水不溶区分にアセトン及び/又はメチルエチルケトンを添加して、この溶媒中に前記リグニンのフェノール誘導体を抽出し、抽出液を、ジイソプロピルエーテル、n-ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン及び水からなる群から選択される1種あるいは2種以上の溶媒に添加し不溶区分を回収してリグニンのフェノール誘導体を精製するようにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リグニンのフェノール誘導体の製造方法であって、 フェノール化合物により溶媒和されたリグニン含有材料に酸を添加し混合しリグニンのフェノール誘導体を生成させる工程と、 前記リグニンのフェノール誘導体を不溶解物として含有する区分に当該リグニンのフェノール誘導体を抽出可能な抽出溶媒を添加して抽出する抽出工程と、 前記工程で得られる抽出液に対して、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、n-ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン及び水からなる群から選択される1種あるいは2種以上の溶媒を含む精製溶媒を用いることによりえられる不溶区分を回収してリグニンのフェノール誘導体を精製する精製工程、とを備える、方法。
IPC (1件):
C08B1/00
FI (1件):
C08B1/00
Fターム (8件):
4C090AA04 ,  4C090BA34 ,  4C090BB02 ,  4C090BB52 ,  4C090BB65 ,  4C090BB92 ,  4C090CA09 ,  4C090CA28

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