特許

J-GLOBAL ID：200903026767183377

個人識別可能な情報処理システム

発明者： 大岩 典泰
出願人/特許権者： 日本電気ソフトウェア株式会社
代理人 (1件)： 京本 直樹 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-288055
公開番号（公開出願番号）：特開平6-139267
出願日： 1992年10月27日
公開日（公表日）： 1994年05月20日
要約：

【要約】【目的】自動預金支払機などで、操作者が登録されているか否かの識別を端末側で行い、この識別に要する時間を短くする【構成】第1の暗証番号と第1の指紋情報をカード1から読み取り出力するカード読取部4と、指から指紋を検出して第2の指紋情報として出力する指紋読取部5と、暗証番号が入力されるとこの暗証番号を第2の暗証番号として出力するタッチキーボード3と、これらの第1と第2の暗証番号が一致しかつ第1と第2の指紋情報との合致の割合が予め定められた規定値以上であると合致信号を出力する照合部6を設け、端末2の操作者個人を識別し、ホストコンピュータ10に対してタッチキーボード3を介するアクセスを可能とする業務処理プログラム実行手段9を起動させる。

請求項（抜粋）：

端末と、前記端末に対して通信回線で接続されたホストコンピュータと予め登録された暗証番号と指紋情報とを記憶しているカードとから成り、前記端末内には、前記カードが挿入されるとこれらの情報を読み取り第1の暗証番号および第1の指紋情報として出力するカード読み取り部と、前記第1の暗証番号と第1の指紋情報とを一時記憶するメモリと、外部からの情報を入力するためのタッチキーボードと、操作者の指紋を読み取りディジタル値に変換し第2の指紋情報として出力する指紋読取部と、前記タッチキーボードから出力される暗証番号を第2の暗証番号とし前記第2の暗証番号と前記第2の指紋データとを受け取ると前記メモリ中より第1の暗証番号と前記第1の指紋情報とを読み出し、前記第1と第2の指紋情報を比較し予め定められた規定値以上の割合で両者が一致しかつ前記第1と第2の暗証番号とを比較しこれら両暗証番号が一致したとき合致信号を出力する照合部と、前記合致信号を受信すると起動信号を出力する業務プログラム起動手段と、前記起動信号を受信すると前記タッチキーボードを介して前記ホストコンピュータとを予め定められたプログラムに従ってアクセス可能とする業務プログラム実行手段とを備えることを特徴とする個人識別可能な情報処理システム。

IPC (5件)：

G06F 15/30 330 ,  G06F 15/30 ,  G06F 15/30 340 ,  G06F 15/30 350 ,  G07D 9/00 461