特許
J-GLOBAL ID:200903026770808965

ポンプ駆動用電動機の可変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250620
公開番号(公開出願番号):特開平11-082316
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 商用周波数を越えた領域でのインバータと電動機及びポンプの組合せ負荷特性を明確にし、具体化されたポンプ駆動用電動機の可変速制御装置を提供すること。【解決手段】 インバータ装置7を用い、図示してないポンプを駆動する電動機4に、端子R、S、Tから供給される、例えば60Hz の商用電源の周波数よりも高い、例えば120Hz の周波数の電力を供給し、ポンプを高回転速度で駆動することにより、高性能化を図ったシステムにおいて、商用電源の周波数f0による回転数のもとでのポンプの吐出し量Q0と全揚程H0、それに軸動力S0を基準とし、周波数f0以上の周波数f1による回転数のもとでのポンプの吐出し量Q1については、Q1=f1/f0×Q0として、全揚程H1については、H1=(f1/f0)2×H0として、さらに軸動力S1については、S1=(f1/f0)3×S0として、それぞれ決定し、電動機4の出力と、インバータ装置7の出力を、それぞれ軸動力S1以上に選定したもの。
請求項(抜粋):
可変速駆動されるポンプを用いた給水システムにおけるポンプ駆動用電動機の可変速制御装置において、商用電源の周波数f0 によるポンプ駆動用電動機の回転数のもとで、吐出し量Q0 と全揚程H0、それに軸動力S0 を有するポンプを用い、該ポンプを、周波数f0 以上の周波数f1 による回転数で駆動することにより、吐出し量Q1=f1/f0×Q0で、全揚程H1=(f1/f0)2×H0の性能を有するポンプとして動作させ、このときのポンプの軸動力S1 については、S1=(f1/f0)3×S0として、前記ポンプを駆動する電動機の出力と、この電動機に可変周波数の交流電力を供給するインバータ装置の出力を、それぞれこの値S1 以上に選定したことを特徴とするポンプ駆動用電動機の可変速制御装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 選び方使い方新ポンプ入門, 19790927, 増補5訂, 84頁乃至87頁及び奥付

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