特許
J-GLOBAL ID:200903026776120396

磁気特性が優れた一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-100175
公開番号(公開出願番号):特開平9-287025
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 冷間圧延機のワークロール径と圧延温度の関係を指定した磁気特性が優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。【解決手段】 Si:2.5〜4.0%、酸可溶性Al:0.020〜0.040%、S,Seの少なくとも1種を含有するスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延、熱延板焼鈍、中間焼鈍を挟む1回以上の冷延、脱炭焼鈍後ストリップを走行せしめる状態下で窒化処理を行い、焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造において、冷間圧延機のワークロール径D(mm)と複数回のパスの内少なくとも1回のパスにおいて1分以上鋼板を保持する温度T(°C)との関係を、3/40×D+115.5≦T≦3/40×D+295.5とする。
請求項(抜粋):
重量比で、C:0.025〜0.075%Si:2.5〜4.0%、酸可溶性A1:0.020〜0.040%、N:0.005〜0.010%、S,Seの少なくとも1種を0.005〜0.015%、Mn:0.05〜0.8%、残部がFe及び不可避的不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行ない、熱延板焼鈍を行ない、中間焼鈍を挟む一回以上の冷延を行ない、脱炭焼鈍後ストリップを走行せしめる状態下で水素、窒素、アンモニアの混合ガス中で窒化処理を行ない、次いでMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布して最終仕上焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造の最終冷延において、冷間圧延機のワークロール径D(mm)と、複数回のパスの内の少なくとも1回のパスにおいて1分以上鋼板を保持する温度T(°C)との関係を3/40D+115.5≦T≦3/40D+295.5(40≦D≦500mm)とすることを特徴とする磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (4件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B

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