特許
J-GLOBAL ID:200903026778046550
工具収納装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-206571
公開番号(公開出願番号):特開平11-048074
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 流体圧で作動する駆動源に対する流体の供給が遮断された場合にも、工具ポットの回動状態を適正に維持可能な工具収納装置を提供すること。【解決手段】 エアシリンダ70は、第1ピストン72が下死点に到達すると、第2ピストンロッド77が係合溝73aに係合するため、第1吸排気通路81から第1シリンダ室71内への空気の供給が遮断されても、第1ピストンロッド73は変位せず、工具ポットは格納状態に維持される。一方、第2吸排気通路82から第2シリンダ室75内へ空気を導入すると、第2ピストンロッド77が係合溝73aから離脱し、第1ピストンロッド73のロックが解除される。その後、第1シリンダ室71内へ空気が導入されて第1ピストンロッド73が上昇し、工具ポットが交換可能状態まで回動する。
請求項(抜粋):
工具交換装置によって工具が装脱着される工具ポットと、該工具ポットを回動可能に支持するとともに、所定の割出位置を含む所定経路に沿って前記工具ポットを移送する移送手段と、前記所定経路上の前記割出位置以外の位置において前記工具ポットの回動を規制し、該工具ポットを格納状態に維持する回動規制手段と、前記割出位置において前記工具ポットを、前記格納状態、または前記工具交換装置による装脱着を実行可能な交換可能状態のいずれかへ回動させる傾倒手段とを備えた工具収納装置において、前記傾倒手段が、流体からの圧力によって第1の位置または第2の位置へ変位可能で、該変位に伴って前記工具ポットを回動させるとともに、前記第1の位置で静止した際には、前記工具ポットを前記格納状態に維持する一方、前記第2の位置で静止した際には、前記工具ポットを前記交換可能状態に維持する流体圧可動機構と、該流体圧可動機構が前記第1,第2の位置のいずれか一方から他方への変位を終了した後、該流体圧可動機構をロックして変位不能な状態にする一方、前記流体圧可動機構が前記他方から一方への変位を開始する前に、前記ロックを解除して前記流体圧可動機構を変位可能な状態にするロック機構とを備えたことを特徴とする工具収納装置。
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