特許
J-GLOBAL ID:200903026779915900

ロツクアツプクラツチ付き流体伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-270090
公開番号(公開出願番号):特開平5-079547
出願日: 1991年09月22日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 大型化せずに伝達トルク容量を増大させる。【構成】 軸線方向に移動するディスク部材27の表裏両面に摩擦材28,29を貼り付け、固定ブロックである第2のマス12側の摩擦材28に内外周端に至る凹溝30を形成し、この摩擦材28が第2のマス12に密着しても他方の摩擦材29と第3のマス13との間を凹溝30によって低圧部分に連通させて、第3のマス13がディスク部材27に確実に係合するよう構成した。
請求項(抜粋):
ポンプインペラで発生させた流体流をタービンランナに送ってタービンランナを回転させ、かつタービンランナと一体となって回転する環状のディスク部材が軸線方向に移動自在に設けられるとともにそのディスク部材の外周部の表裏両面にクラッチ用摩擦面が設けられ、さらにそのクラッチ用摩擦面のうちの一方の摩擦面と対向する固定摩擦面を有しかつ前記ポンプインペラと一体回転する第1ブロック部材と前記ディスク部材の外周部を挟んで前記固定摩擦面と対向する可動摩擦面を有しかつ固定摩擦面に対して接近・離隔する第2ブロック部材とが設けられ、ディスク部材を挟んだ固定摩擦面側と可動摩擦面側との圧力差でディスク部材および第2ブロック部材を軸線方向に移動させて前記各摩擦面を接触・離隔させるロックアップクラッチ付き流体伝動装置において、前記ディスク部材における表裏両面のクラッチ用摩擦面のうち一方のクラッチ用摩擦面より内周側の部分と他方のクラッチ用摩擦面とを連通させる連通部を有していることを特徴とするロックアップクラッチ付き流体伝動装置。

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