特許
J-GLOBAL ID:200903026780219429

内燃機関の動弁室構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-004366
公開番号(公開出願番号):特開平6-212941
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】カムの回転によってかき上げられて飛散したオイルのうち粒子の大きなものばかりでなく、粒子が小さく質量のほとんどないミスト状のオイルも簡単な構成で完全に遮蔽し、ブローバイガス流路へ流入するのを確実に阻止する。【構成】内燃機関1の作動にともない発生するブローバイガスGを、シリンダヘッド2内及び動弁室7内を通じてヘッドカバー6外へ導くためのブローバイガス流路10を設ける。カムシャフト3の外周囲を覆うカムカバー14をヘッドカバー6に取付け、カム3aの回転により飛散するオイルがブローバイガス流路10に流入するのを規制する。オイルLdが貯溜可能なオイル溜部13をシリンダヘッド2に設ける。カムカバー14において、カムシャフト3の回転方向と反対側の端部をオイル溜部13内まで延出させ、その延出端14aをオイル溜部13内のオイルLdに浸漬させる。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに回転可能に支持され、かつ動弁用カムを有するカムシャフトと、前記カムシャフトを覆った状態でシリンダヘッドに取付けられ、同シリンダヘッドとの間で動弁室を形成するヘッドカバーと、前記内燃機関の作動にともない発生するブローバイガスを、シリンダヘッド内及び動弁室内を通じてヘッドカバー外へ導くためのブローバイガス流路と、前記ヘッドカバーに取付けられ、かつカムの回転により飛散する潤滑用オイルが前記ブローバイガス流路に流入するのを規制するべく、カムシャフトの外周囲を覆うカムカバーとを備えた内燃機関の動弁室構造であって、前記潤滑用オイルの貯溜可能なオイル溜部を前記シリンダヘッドに設けるとともに、前記カムカバーにおいてカムシャフトの回転方向と反対側の端部をオイル溜部内まで延出させ、その延出端を同オイル溜部内の潤滑用オイルに浸漬させたことを特徴とする内燃機関の動弁室構造。
IPC (2件):
F01M 13/04 ,  F02F 7/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-088620
  • 特公昭60-028921

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