特許
J-GLOBAL ID:200903026794964496

液体用濃度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-186044
公開番号(公開出願番号):特開平6-003313
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構造をとることにより、安価でしかもリード線接続による浮遊容量等の外部影響を受けることなく、応答性がよく、正確な濃度を測定可能にする。【構成】 測定流体を導入する非導電性チューブ3の外周面に、第1,第2電極4,5を配設した濃度センサ1の静電容量Cxを制御回路7により一定周期で切換えられる切換スイッチ10,11を介して基準電源6で充電し、チャージアンプ8での放電を繰返し、放電電流I0と抵抗R1とから測定流体の濃度に比例した出力電圧V0を得る。切換スイッチ10,11の切換えのとき、シールド線の浮遊容量に蓄えられたチャージを接地し、放電するので、ケーブルの接続による影響はなくなる。
請求項(抜粋):
液体を流通する非導電性のチューブと、該チューブ外周面に対向して配設された第1,第2電極を有する濃度センサと;該濃度センサの第1電極を介して前記濃度センサを正に荷電する基準電源と、該基準電源と接地とを切換える第1切換スイッチと、該第1切換スイッチの共通端子と第1電極とを接続し、シールドを接地した第1シールド線と、正に荷電した濃度センサの電荷を前記第2電極を介して放電するチャージアンプと、該チャージアンプの反転入力端子と接地とを切換える第2切換スイッチと、該第2切換スイッチの共通端子と第2電極とを接続し、シールドを接地した第2シールド線と、前記第1切換スイッチと第2切換スイッチとを各々の接地端子が同一周期で交互に接地されるように切換える制御回路とからなる静電容量/電圧変換回路とで構成したことを特徴とする液体用濃度計。

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