特許
J-GLOBAL ID:200903026805901483

エステラーゼ遺伝子及びその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-165750
公開番号(公開出願番号):特開2001-046084
出願日: 2000年06月02日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 明細書中に記載のS環状イミノ酸(2)を製造するための優れた触媒能力を有するタンパク質をコードする新規な遺伝子を提供し、これを利用した遺伝子工学的手法による該化合物の製造方法を提供する。【解決手段】 N-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸を優先的に生産する能力を有するタンパク質のアミノ酸配列をコードする遺伝子及びその利用。
請求項(抜粋):
下記の塩基配列のいずれかを有することを特徴とする遺伝子。(a)配列番号2で示される塩基配列。(b)ラセミ体のN-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸を優先的に生産する能力を有するタンパク質のアミノ酸配列をコードする塩基配列であって、かつ配列番号2で示される塩基配列の一部からなる塩基配列。(c)ラセミ体のN-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸を優先的に生産する能力を有するタンパク質のアミノ酸配列をコードする塩基配列であって、かつ配列番号1で示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNAの塩基配列。(d)ラセミ体のN-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸を優先的に生産する能力を有するタンパク質のアミノ酸配列をコードする塩基配列であって、かつSDS-PAGEによる分子量が約2.5万ダルトンのタンパク質のアミノ酸配列をコードする塩基配列。(e)ラセミ体のN-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸エチルエステルを不斉加水分解し、(S)体のN-ベンジルアゼチジン-2-カルボン酸を優先的に生産する能力を有するタンパク質のアミノ酸配列をコードする塩基配列であって、かつ配列番号2で示される塩基配列のうち、塩基番号235〜765で表される塩基配列に対して60%以上の塩基同一性を示す塩基配列。(f)配列番号2で示される塩基配列のうち、塩基番号235〜765で表される塩基配列を有するDNAを増幅可能とするオリゴヌクレオチドをプライマーとし、かつAspergillus flavusに属する微生物由来の染色体DNAを鋳型とするPCRによって増幅されるDNAの塩基配列。
IPC (8件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12N 9/18 ,  C12P 41/00 ,  C12R 1:67
FI (7件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 9/18 ,  C12P 41/00 J ,  C12N 5/00 A

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