特許
J-GLOBAL ID:200903026807177251

回線救済方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-153672
公開番号(公開出願番号):特開平10-004424
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】冗長構成を持ち相互接続されたリング状ネットワークをさらにリング状に接続した2階層リング状ネットワークにおいて、2つ以上のリング状ネットワークを経由して接続された回線に断が発生した場合、リング状ネットワークとリング間接続伝送路を用て迂回路を確保する回線の救済方式を提供する。【解決手段】リング間接続数を現す現用側リング間接続数情報と、予備側リング間接続数情報と、回線断検出時に挿入される障害検出情報と、障害検出情報が挿入されている回線に迂回路確保が必要か否かを示す救済要求情報を付加し、リング間接続伝送路を収容するリングノードであるサービングノードが、これらの情報とサービングノード間で取り交わされるリング間接続回線の使用状況とリング状ネットワークを構成する伝送路についての情報に基づき、回線変更の判断と回線変更を実行して、断の発生した場所を迂回する回線救済を実行する。
請求項(抜粋):
信号を送受信するリング受信伝送路とリング送信伝送路とリング外送信伝送路とリング外受信伝送路をそれぞれ複数収容し、前記リング受信伝送路と前記リング外受信伝送路より受信される信号内の受信回線の品質を監視する手段と任意の2本の受信回線の品質を比較し選択する手段とリング伝送路内の信号の中の任意の回線を分岐しリング外送信伝送路に送信する手段とリング外受信伝送路より受信した回線をリング伝送路内の信号のの中の任意の回線に挿入する手段とリング受信伝送路より受信した回線をリング送信伝送路内の信号の中の回線に通過させる手段を有する複数のリングノードにより構成される複数のリング状ネットワークの異なる2つのリング状ネットワーク間で共有されるリング外送信伝送路およびリング外受信伝送路であるリング間接続伝送路をそれぞれ複数共有させる事により、リング状ネットワークを複数のリング間接続伝送路で接続するリング間接続方法を用い、リング状ネットワークをさらにリング状に接続して得られる2階層リング状ネットワークにおいて、前記現用側リング間接続数情報は、前記2階層リング状ネットワークを構成する全リングノードおよび全リング伝送路および全リング間接続伝送路に障害が無い場合、前記2階層リング状ネットワーク内のリングノードより前記2階層リング状ネットワーク内のリング伝送路上の信号に挿入された回線の経路である現用経路上に位置する前記2階層リング状ネットワーク内のリング間接続伝送路数を示し、前記2階層リング状ネットワークを構成する全リングノードまたは全リング伝送路または全リング間接続伝送路のいずれかに障害が有り、リング間接続伝送路を収容するリングノードであるサービングノードに前記回線が至っている場合、前記現用側リング間接続数情報を前記サービングノードで検出して前記リング間の回線を切替救済することを特徴とする回線救済方式。

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