特許
J-GLOBAL ID:200903026807211859

円弧状指令の作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-204033
公開番号(公開出願番号):特開2000-035814
出願日: 1998年07月17日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】工作機械によって工作物を円弧形状に加工する場合に発生するいわゆる象限突起を補正する制御指令の作成が容易でかつ補正を最適に調整することができる円弧状指令の作成方法を提供する。【解決手段】制御対象を円弧状軌跡に追従させる位置指令Rを作成し、位置指令Rに従って制御対象を駆動し、制御対象の位置検出値と位置指令Rとの位置偏差eを測定し、位置偏差eのデータに基づいて、制御軸の移動方向の反転時に生じる非線形なずれを補正するための指令値Mhで指令幅Mtの矩形状の補正指令パターンMを作成し、補正指令パターンMを位置指令Rに加算する。
請求項(抜粋):
制御対象を各軸方向に移動させる互いに直交する制御軸と、前記制御対象の位置および速度の検出値に基づいて前記制御対象の位置および速度を制御するサーボ制御手段とを有する工作機械において、前記制御対象を前記各制御軸の合成運動により所定の円状または円弧状の軌跡に所定の速度で追従させる円弧形状指令の作成方法であって、前記制御対象を前記軌跡に追従させる各制御軸毎の位置指令を作成するステップと、前記制御対象を前記位置指令に従って駆動し、移動方向の反転する制御軸における前記制御対象の位置検出値と当該制御軸に対する位置指令との位置偏差を測定するステップと、前記位置偏差データに基づいて、前記制御軸のうち一方の制御軸の移動方向の反転時に生じる前記制御対象の前記軌跡からの非線形なずれを補正するための所定の指令値で所定の指令幅の矩形状の補正指令パターンを作成するステップと、前記補正指令パターンを前記制御軸の位置指令に加算するステップとを有する円弧状指令の作成方法。
IPC (4件):
G05B 19/404 ,  B23Q 15/013 ,  G05B 19/416 ,  G05B 19/4103
FI (4件):
G05B 19/18 G ,  B23Q 15/013 ,  G05B 19/407 E ,  G05B 19/415 E
Fターム (17件):
3C001KB03 ,  3C001SB03 ,  3C001TA05 ,  3C001TB02 ,  3C001TD01 ,  5H269AB07 ,  5H269BB03 ,  5H269CC02 ,  5H269CC17 ,  5H269EE05 ,  5H269EE29 ,  5H269FF06 ,  5H269GG01 ,  5H269GG06 ,  5H269JJ02 ,  5H269RB04 ,  5H269RB12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-308613

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