特許
J-GLOBAL ID:200903026816332944

触媒の貯蔵能力を定める方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-169805
公開番号(公開出願番号):特開平5-209510
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 触媒を有する内燃機関の任意の運転状態において触媒の貯蔵能力を定めることのできる方法及び装置を提供する。【構成】 濃厚から希薄及びその逆への変化を示すそれぞれ触媒前方ないし後方のセンサの信号λ_V及びλ_Hを用いて触媒11の貯蔵能力が定められる。触媒の酸素を空にしたり触媒に酸素を満たしたりするのに必要な期間に吸収されあるいは放出される酸素の量を積分することにより貯蔵能力SPVが計算される。積分期間の開始は前方のセンサにおける位相変化の時点を用いて定められ、積分の終了は位相ずれ期間とガス通過期間から定められる。触媒の貯蔵能力を定めるために特別に内燃機関を試験運転する必要はなく、各定常的な運転状態において実施することができる。
請求項(抜粋):
濃厚から希薄及びその逆への変化を示すそれぞれ触媒の前方ないし後方の酸素測定センサの信号λ_V及びλ_Hを用いて触媒の貯蔵能力を定める方法において、Δλ_V(t)=λ_V(t)-1、LM(t) =エンジン、従って触媒へも流れる空気質量流量、t_S =t_PS-(t_GV+t_GKH)、t_PS =測定された両センサ信号の位相ずれ時間、t_GV =K1/LM=前方のセンサから触媒の始端までのガス通過時間、t_GKH =k2/LM=触媒の始端から後方のセンサまでのガス通過時間、k1とk2 =センサの配置と触媒の体積に関係する定数、として、貯蔵能力が積分量Δλ_V(t)・LM(t)の時間積分に比例する量として定められ、この積分が前方のセンサの信号が濃厚から希薄へ、あるいはその逆に変化する時点T_0で開始され、前記積分が期間t_S後に終了されることを特徴とする触媒の貯蔵能力を定める方法。
IPC (4件):
F01N 3/20 ,  F02B 77/08 ,  F02D 35/00 368 ,  F02D 45/00 370
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-033408
  • 特開平1-273842
  • 特開昭51-055818
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