特許
J-GLOBAL ID:200903026816891870

ターンオフ可能なパワー半導体素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287195
公開番号(公開出願番号):特開平5-226643
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 多数の個別MCTセルM1,...,M3を有するターンオフ可能なパワー半導体素子、例えばMOS制御サイリスタMCTにおいて、周縁の電流密度の過度の高まりを回避することである。【構成】 個別セルを、群毎にセグメントSEにまとめかつ周縁において、カソード接点2と直接接続されている周縁短絡領域10,15によって取り囲み、該周縁短絡領域を、アノード側のエミッタ層8と同じ導電型とする。
請求項(抜粋):
(a)2つの対向する主表面を有し、その一方がアノード(A)を形成し、他方がカソード(K)を形成する、半導体サブストレート(1)を備え、(b)前記半導体サブストレート(1)内で前記アノード(A)と前記カソード(K)との間に、第1の導電型のエミッタ層(8)と、第1の導電型とは反対の第2の導電型の第1のベース層(7)と、第1の導電型の第2のベース層(6)とを有する層列を備え、(c)前記半導体サブストレート(1)内で前記アノード(A)と前記カソード(K)との間に、隣接配置されかつ並列接続された、ターンオフ可能な多数の単位セルを備えたターンオフ可能なパワー半導体素子において、(d)前記多数の単位セルがそれぞれ1つのセル群にまとめられておりかつ1つのセグメント(SE)を形成し、(e)前記それぞれのセグメント(SE)はラテラル方向においてその周縁が第1の導電型の周縁短絡領域(10,15)によって取り囲まれており、かつ(f)前記周縁短絡領域(10,15)は前記カソード面から前記半導体サブストレート(1)に侵入しておりかつ前記カソード面に配設されているカソード接点(2)に導電接続されていることを特徴とするターンオフ可能なパワー半導体素子。

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