特許
J-GLOBAL ID:200903026821422803

高層建築物の免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤原 宏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-116199
公開番号(公開出願番号):特開平11-293945
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】建築物の固有周期を長周期化することができ、かつ、外柱に加わる長期軸力を増大することが可能な高層建築物の免震構造を提供する。【解決手段】複数階を有する上部構造体2の下部に免震基盤3及び免震層4を介して基礎構造体5が形成されており、免震層には、上部構造体から当該免震層を介して基礎構造体に軸力を伝達する各通し柱7下端部に各々免震装置8が配設され、外周から1スパン内側には、免震基盤位置において上部構造体と基礎構造体とが連結されずに断接された断接柱15が配設され、免震基盤の両側部位置に一対の免震補強部16が配設されており、該免震補強部は、少なくとも直立柱17と、枠梁18と、斜材19とを備えて成り、直立柱は、外周に配設された外柱71が延設されて成り、上弦梁20と、下弦梁21と、一対の斜材19とで略台形の力学的トラス30が形成されていることを特徴とする高層建築物の免震構造。
請求項(抜粋):
複数階を有する上部構造体の下部に免震基盤及び免震層を介して基礎構造体が形成されている高層建築物であって、前記免震層には、前記上部構造体から当該免震層を介して前記基礎構造体に軸力を伝達する各通し柱下端部に各々免震装置が配設され、前記上部構造体の外周の外柱から1スパン内側には、前記上部構造体と前記免震基盤位置との境界となる免震基盤の上弦梁から上階に立設され、免震基盤の下弦梁とは連結されずに断接された断接柱が配設され、前記免震基盤の両側部位置に一対の免震補強部が配設されており、当該免震補強部は、少なくとも直立柱と、枠梁と、斜材とを備えて成り、前記直立柱は、前記上部構造体の外周に配設された外柱が延設されて成り、前記枠梁は、前記上部構造体との境界となる免震基盤の上弦梁両端部が延設されて成り、前記斜材は、前記断接柱の下端部と前記直立柱下端部とを連結して構成されており、前記免震基盤の両側部位置に一対の前記免震補強部が配設されることにより、前記上弦梁と、下弦梁と、一対の前記斜材とで略台形の力学的トラスが形成されていることを特徴とする高層建築物の免震構造。
IPC (5件):
E04H 9/02 301 ,  E04H 9/02 331 ,  E02D 27/34 ,  E04B 1/36 ,  F16F 15/04
FI (5件):
E04H 9/02 301 ,  E04H 9/02 331 A ,  E02D 27/34 A ,  E04B 1/36 B ,  F16F 15/04 A

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