特許
J-GLOBAL ID:200903026836794472

センサレス多相直流モータの起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木 秀人 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337064
公開番号(公開出願番号):特開平6-189585
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 起動失敗の確率が大幅に低減できる起動方法の提供。【構成】 s1で励磁カウンタがセットされ、s2で第1歩進工程が実行される。この第1歩進工程では、所定のパターンに従ってステータコイルが励磁される。続くs3でロータの回転位置に応じて励磁パターンを制御する第1加速工程が実行され、続くs4では、第1加速工程の最終内部歩進ステップに対して、後方に1スキップさせ、かつ、励磁カウンタが+4にセットされ、その後s5で第2歩進工程が実行される。このようなs4が実行されると、第2歩進工程では、その初期から複数の相で順次、休止期間を含まないで通電方向が逆転する逆励磁駆動動作が行われる。次いで、s6で第2加速工程になり、その後、s7で定速制御が実行される。定速制御に移行して、異常がなければその状態が維持され、定速制御に異常が生じ、これがs8で検出されると、s1に戻り再び起動時の処理が実行される。
請求項(抜粋):
励磁状態で電流磁界を発生するステータコイルを備えたステータと、このステータコイルの電流磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネットを備えたロータと、このロータを所定の方向に回転させる励磁電流が所定の内部歩進パターンで前記ステータコイルに供給される第1および第2歩進工程を有するセンサレス多相直流モータの起動方法において、前記第2歩進工程では、少なくとも初期に複数の相で順次、通電方向が実質上休止期間を含まないで逆転する逆励磁駆動動作が行われることを特徴とするセンサレス多相直流モータの起動方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-304192

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